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『ぶらタモリ』のプロデューサーの尾関氏の講演を聞く [都市デザイン]

日本都市計画学会の記念シンポジウムにて、『ぶらタモリ』のプロデューサーである尾関氏の講演を聞く。講演では『ぶらタモリ』の映像を流してくれたのだが、私はNHKの番組は一切みないので、初めて『ぶらタモリ』を観ることになった。番組はよく出来ていて、なぜ人気を博しているのかも理解することができた。私も結構、楽しめた。

このように都市の歴史や地理的な面白さを知ることは非常に有益だと思うのである。そのような都市への理解、知識をなくして、例えば、都市開発の市民参加などは出来ないのではないかとも思われる。ドイツの都市などでは、このような都市の歴史に関する本や雑誌(Medianなど)などがたくさんある。都市のことに関して、いろいろと勉強できる情報が提供されている。情報の発信源は本や雑誌だけではない。チューリッヒにしてもハンブルクにしてもヨーテボリにしても、大規模な再開発をするところでは、その再開発の構想が理解できるようなインフォメーション・センターがある。ベルリンのポツダム広場のインフォメーション・センターなどは、それ自体がランドマークになったくらいである。一方、下北沢の駅周辺の将来像がどうなるのかは、なかなか分かりにくい。少なくとも、新しい区長となる前まではまったくどうなるかが見えにくい状況であった。

もっと『ぶらタモリ』のような都市の理解を深め、都市の議論が深まるような情報提供をする機会を増やすべきだと考える。
タグ:ぶらタモリ
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