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原発の運転再開は安全上支障がないと改めて強調する経産省の役人達 [原発問題]

2011年6月10日の朝日新聞からの引用

九州電力玄海原発2,3号機の運転再開問題で、佐賀県の古川康友知事ら県幹部と県議会は9日、経済産業省の原子力安全・保安院と資源エネルギー庁の幹部からそれぞれ説明を受けた。国は玄海原発の運転再開は安全上支障がないと改めて強調。早期運転再開に理解を求めたが、古川知事は慎重な姿勢を崩さなかった。

引用終わり

この新聞の同頁には「いわき沖の魚セシウム検出」、「セシウム一番茶の製茶から検出」という記事も載っている。フクシマの時も、「安全上支障がない」と経産省は主張し、福島は死の土地になってしまった。まだ、この事故が起きて3ヶ月も経たないうちに、まったくフクシマに関しての反省や総括もできていない中で、原発の早期運転再開を模索する経産省というのはどういう組織なのか。そんなに安全だというなら、経産省は原発に隣接して省庁を構えるべきであろう。

しかし、我々は忘れてはいけない。フクシマで事故が起きた時、真っ先に原発の現場を逃げ出したのは、経産省の役人達である。安全だと主張していた割に、一番、危険に敏感であったのは彼らだ。
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