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自民党は本当に馬鹿だ [サステイナブルな問題]

 東北沖大地震は全容がまだ見えないが、それが未曾有の災害と表現してもよいほどの甚大なる被害を東北太平洋岸にもたらしたことが分かりつつある。誠にもって恐ろしい事態だ。それに加えて、福島原発の危機だ。一号機だけではなく三号機も危険な状態にあるということは、これは、もうこのレベルの地震には対応できない設計であったことを露見したということだ。
 さて、自民党の幹部は民主党の対応が「24時間遅い」(朝日新聞3月13日)と批判しているのだが、枝野官房長官が福島原発に対して非常事態宣言を発令し、避難指示をしたのが11日20時15分。福島原発が自動停止したのは11日19時26分。地震が起きたのは11日15時前後である。「24時間遅い」という表現はいくらなんでもメチャクチャであろう。そもそも、このような危ない原子力推進政策を推し進めてきたのは自民党である。その自民党が「24時間遅い」とか言うかね。民主党は相当駄目だが、その基盤となる脆弱で駄目な日本を中曽根以来築いたのは、民主党ではなく自民党なのである。その自覚があまりにもないし、「24時間遅い」というのは引き算も出来ないような思考力しかないということだ。民主党が政権を取った後、民主党の駄目さ加減よりか、私には自民党の駄目さ加減の方がはるかに浮き彫りになってきている。今回の地震では、本当、自民党ではなく民主党が政権を取っていたことで私は安堵しているのである。このような大災害時に、菅総理ではなく、麻生総理が取材会見をしていることを考えると心底、ゾッとすると思うのは私だけではない筈だ。

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