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シャーディーの『ソルジャー・オブ・ラブ』 [ロック音楽]

 シャーディーの9年ぶりの新作。といっても3月に発売されているから、既に半年以上経っているのだが。シャーディーがデビューしたのが1984年。当時、東京でも「スムース・オペレーター」は流れまくっていた。なんか、スタイル・カウンシルとシャーディーを押さえておかないとお洒落でないというイメージがあったような気がする。といって、私は当時、ピーター・ガブリエルとかを聴いていたのだが。
 まあ、それはともかくシャーディーの新作。なんか、相変わらずボーカルの切なさ感は凄い。しかし、どうもそういう中に暖かみが感じられる。「Be that Easy」は今をときめくコリーヌ・ベイリー・レーを彷彿とさせる。他のアルバムと比べると歌詞はともかく音楽的には攻撃性が少なくなり、母性のようなものを感じる。もう、シャーディーも51歳であるから当然か。しかし、ジャケットの裸の背中は凄い。なんだ、この肉体美は。絶対51歳には見えない。
 なんか、シャーディーの新作を聴いていると彼女がデビューしてから26年くらい何も変わっていないような錯覚に陥るから不思議だ。あれから私は頭髪もなくなり、メタボになり、八方塞がりのような状況にあるのに、なんかシャーディーは大して変わっていない。ということで、どうもセンチメンタルな気分にさせるアルバムであり、ろくでもないアルバムが氾濫している現在、買いだと思われる。

Soldier of Love

Soldier of Love

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 2010/02/09
  • メディア: CD



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