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コードギアスをユーチューブで一挙に観る [その他]

コードギアスの25編全編、そして続編コードギアスR2をユーチューブで全編一挙にみた。私はアニメを全然観ない。中学時代、同級生は宇宙戦艦大和とかに夢中であったがまったく関心をもたなかった。ガンダムとかはいつ流行ったのかも知らないで人生を過ごした。高校時代の友人がアニメお宅で、彼の家に行くと強制的にアニメを観させられたが、しょうがなく付き合いで観ただけだったのであまり記憶にない。その中で、ちょっと面白いかな、と思ったアニメがマクロスとかいうロボットものであった。彼に合わせるために3回くらいまでは観たりしたが、それ以降は続かなかった。エヴァンゲリオンも、これを観ないと社会分析もマーケティングも出来ないと思い、観なくては、という義務感だけは持っていたのだが、結局観なかった。漫画は読むがアニメは観ない。これは、そもそもテレビを観ないから必然なのだが、最近はユーチューブで観られる。著作権違反なのだが、これによって、結構、今まで観ることのなかったアニメを出張先とかで、たまにみたりするようになった。ドラゴンボールやスラムダンク、などのアニメは本当に最近になって、初めて観たのである。とはいえ、結婚してからは家内の趣味を理解するために、また子供の情操教育のためにも宮崎駿の作品は観るようにしている。これはDVDを購入したり、映画館で観たりするようにした。加えて次女がプリキュアを好きで映画版を観るときは私もつきあったりしているので、まったくアニメに関心がないという訳ではなくなった。そうそう、サウスパークなどは積極的にDVDを購入して観てもいる。とはいえ、ロボットものは、小学校時代のマジンガーZ、高校時代のマクロス以外、観たことがなかった。

そういう私であるから、コードギアスなどを観ることは本来的には有り得ないことなのである。しかし、中一の長女のクラスでこれが流行っているらしい。というので、ちょっと興味が湧き、ユーチューブでチェックをしてみたら、これが面白かった。ということで、ストーリーが知りたいということで、一挙にユーチューブで観た訳である。大体1話が23分くらいなので、19時間ぐらいを費やしたということか。我ながら集中力がある。

さて、コードギアスは、ガンダムのようなモビルスーツのようなものでのロボット・アクションもの(おそらく、しっかりした用語があるのだろうが無知なので悪しからず)、学園ラブコメディもの、デスノートのような心理戦もの、インディ・ジョーンズ的な古跡探検もの、といった様々な要素がビビンバのようにごちゃ混ぜになっている。視聴者の多様なニーズに、なるべく応えようと製作者サイドが随分と気を遣っていることが推察できる。ヒロインの一人、紅月カレンは、しょっちゅうシャワー・シーンや水浴のシーンで出てくるが、そのようなシチュエーションで出てくる出演者は彼女一人である。無人島に漂流しても、一人で湖で水浴をしている、というのはよほどの風呂好きなのだろうか。という突っ込みもしたくなるが、まあ、これが視聴者サービスなのであろう。オタクの視聴者は、こういうのを観ると「萌えー」となるのだろうか。いろいろと勉強になる。そのようなサービス精神に溢れるこのアニメであるが、ストーリーは結構、面白い。正義と悪が明確に区分されず、また味方と敵もしょっちゅう入れ替わる。主人公のルルーシュはチェスの名手であるが、どちらかというとストーリーは将棋的というか三国志的である。

そして、どうやって拡散した話を最終話で終焉させるか、と期待をしつつ観たら、これがものの見事に納得するオチをつくっていたので感心した。なかなかしっかりとしたアニメである。こんなものを日本の女子中学生とかは観ているのか。賢くなるはずだ。少なくとも、そこらへんのハイウッド映画のプロットより優れていることは確かであろう。前述したように、私はアニメを馬鹿にして10代を過ごしたが、その無知を多少、今頃になって恥じた次第である。遅ればせながら、ユーチューブでエヴァンゲリオンでもみるか。

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