SSブログ

ユードロで迷子になる [都市デザイン]

いかにもヒットしそうにないタイトルだが、今日はユードロにいるデジャーディンゆかりさんに会いに彼女の家にレンタカーで向かったのであった。とりあえずユードロに行けば、彼女の家を誰かが教えてくれるだろうという「都市の鍼治療」でレルネル氏が書かれた田舎町での人の見つけ方を実践しようとした。まず、町に一軒しかないグローサリーに入り、ゆかりさんの家を教えて下さい、と言ったらそういう人は知らないと言う。あれ、レルネルさんのようにはうまくいかないなあ、と思いつつ、隣が郵便局であるからそこに行って職員に尋ねたら「知っているけど、規則で教えられない」だと。いやあ、個人情報保護法がこの国でもあるのか、とも思ったが、どう見ても外国から来た人間が教えてくれと言っているのに教えないのは何なのかねえ。「いやはやどこの国も公務員は」という顔をしていたら、「電話帳に書いてあれば教えられるけど」と言って調べてくれた。ところが、言われた通りに行くと凄い砂利道になり、傾斜も半端でない。電話が通じないこともあり、今日は諦めてマレーニの宿に戻った。後で電話でゆかりさんに確認すると、もうちょっと我慢して走れば着いていたらしい。まあ、しかし今日はいろいろと山道を走り、見たこともないような素晴らしいサンシャイン・コーストの景色を堪能できた。この景色に匹敵できるのは、ブラジルのパラナ州のシエラ・マー(海岸山脈)くらいではないだろうか。


nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0