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町村敬志『都市に聴け』 [書評]

一橋大学の名誉教授である町村敬志の2020年12月に出された著書。大学を退官される前に出された本であり、彼の都市社会学研究のエッセンスが盛り込まれており、大変、読み応えがある。アーバン・スタディーズという研究分野がどのようなものであるか、非常に分かりやすく、書かれている。また、過去ではなく、それらの研究実績を踏まえて、コロナ後の未来の都市像をも照射している点が、これからこの道を進む若い読者にとって勇気づけるような内容となっている。著者の誠実な人柄、そして研究者としての造詣の深さを改めて知ることができる名著である。


都市に聴け

都市に聴け

  • 作者: 敬志, 町村
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2020/12/19
  • メディア: 単行本



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白山(日本百名山54座登頂) [日本百名山]

7月の土曜日と日曜日にかけて一泊二日で白山にチャレンジする。金曜日の夜に京都を発ち、勝山のホテルで一泊。そこから市が瀬の駐車場まで1時間弱ぐらい。ホテルを出たのが8時頃であったので、市が瀬駐車場に到着したのは9時ちょっと前。連休の金曜日ということで、駐車場が埋まっていることを懸念したが、しっかりとバス停のそばの駐車場に停まることができた。9時発のバスに乗って、20分弱で別当分岐の登山口に着く。別当出合から室堂までは観光新道、砂防新道と二つの選択肢が大きくあるが、最近、観光新道は登山道が崩れたということもあり、砂防新道を選ぶ。

登山口からすぐ、長大な吊り橋を歩く。日本一長い、というような説明板があったが綾町にある吊り橋の方が長いと思う。何かの条件付きでの長さであろう。それは、ともかく、登山を開始してすぐ、このような吊り橋を渡るというのは、象徴的効果があってよい。鳥居をくぐるようなものか。

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<登山直後にこの吊り橋を渡る。この劇的な演出は素晴らしい>

さて、登山開始後、急登というようなガイドブックの説明があったが、それほど急ではなく、しかも登山道はしっかりと整備されているのでとても歩きやすい。ここらへん、人気のある山ということもあるが、霊山であることも大きいのであろう。そういえば、御岳とかもとても歩きやすかった。前日は雨が降ったと思われるが、ぬかるみがない。ぬかるみがない登山道は本当、歩きやすくて楽しい。天気も上の方には雲もあるが、快適だ。霊山であるので原生林が保全されていることもあり、緑が美しい。本当、登山をしていると植林の森と原生林の美しさの違いがはっきりと分かって面白い。原生林の美しさは生態系の美しさでもある。

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<原生林の中を歩く登山は気持ちいい>

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<砂防新道は、登山道の横を砂防ダムが続く渓流が流れているからだろうか?>

中飯場に着いたのは10時10分。ほぼコースタイム通りだ。少々、休憩をして再び、歩き始める。階段をずっと登って行く感じで結構、厳しいが、道はよく整備されているので本当、歩きやすい。甚ノ助避難小屋に着いたのは11時45分。これもほぼコースタイム通りだ。ただ、甚ノ助避難小屋に到着する寸前ぐらいで太股が攣りそうになる。まあ、久しぶりの登山なので致し方ないが、ちょっとこれからまだ先が長いので不安になる。

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<坂道は急だが、しっかりと登山道が整備されているので、とても歩きやすい>

甚ノ助避難小屋では水を補給。砂防新道、水場が多いので本当、嬉しい。水は結構、重いので大量に持ってこなくていいのは助かる。甚ノ助避難小屋からは大日山の方角の山々が展望できる。こういう雄大な光景をみると疲れが飛ぶ。ここで、朝、コンビニで買ったおにぎりを二つほど頬張る。日帰り登山ではなく、一泊だと食事が少なくて済むのが楽だ。特にガスボンベや食器類をもってこなくてもいいのは有り難い。

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<甚ノ助避難小屋には水場だけでなく、トイレもある>

さて、それから分岐点までは太股が超絶、張っているのでゆっくりと歩いたこともあり、コースタイムを大幅に上回って12時30分に到着する。この頃になると、空も灰色になってきて、天気が崩れそうな予感もする。ここから黒ボコ岩までは、展望が開ける気持ちが晴れる登山道だ。急坂ではあるが、ワイルドフラワーが咲き乱れ、それらが沿道でマラソン・ランナーを応援する応援団のように見えてきて、力をもらえる。しかし、疲れ過ぎていて、それらを写真に収めるほどの体力は出てこない。

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<分岐点の周辺からは素晴らしい展望を得ることができる>

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<花の名山と呼ばれるだけあって、ワイルドフラワーが登山道の周辺でも咲き乱れていて、目と心が癒やされる>

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<分岐点から黒ボコ岩にかけては、坂は急ではあるが、登山道もしっかりとしていて歩きやすく、周辺の景色も素晴らしく、登山の楽しさを感じることができる>

黒ボコ岩に到着したのは、13時30分。これもコースタイムをちょっとオーバーしている。黒ボコ岩には、大きな岩がごろごろしているのだが、これは火砕流によって山頂から運ばれてきた火山弾だそうだ。いや、白山って、実は活火山であったりするし、本当、日本列島は火山列島ということを、改めて痛感させられる(って、山に登るたびに認識を新たにさせられるのだが)。こんな火山列島に原発はあり得ない、という思いもここに新たにする。本当、原発推進派は山、登るといいと強く思う。

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<黒ボコ岩をはじめ、周辺の巨岩はなかなかの迫力がある>

さて、黒ボコ岩を過ぎると、広大な弥陀ヶ原の高原が広がる。高原の横には巨大な雪渓が広がる。まだ7月中旬だから、なかなかそのスケールには迫力がある。そして、目の先には白山の御前峰の山頂がみえる。相当の存在感と迫力だ。この高原は木道がしっかりと整備されていて、高低差もほとんどなく歩いてきて、本当に気持ちがよい。さて、しかし、弥陀ヶ原から室堂まではまた坂になる。大して厳しくはないが、疲れた身体にはまあまあ堪える。そして室堂に14時15分に到着。ほぼ5時間弱か。

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<弥陀ヶ原の高原からは、周辺の山々を広く展望することができる>

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<弥陀ヶ原から御前峰を展望する>

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<弥陀ヶ原は木道でしっかりと整備された道を歩いて行く。気持ちがよい>

室堂に荷物を置いて、軽い格好で御前峰にチャレンジ。室堂からは40分とそばなのだが、登っている途中で急に天候が悪化。雨も降り始めたので、諦めて室堂に戻る。これは正解であった。というのも、室堂に着いたころには豪雨になっていたからだ。室堂でチェックインをする。チェックインの順番で男女問わず、雑魚寝という話であったが、それほど宿泊客がいなかったようで、私は二人用の個室空間を独り占め。しかも、中高年の男性ばかりが同室であり、どうもしっかりと部屋分けもされているようだ。ということで、最初は、もう、サーディンのような状況を覚悟していたのに、結果的には、これまでの山小屋経験でも相当、快適な滞在をすることができた。

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<室堂はしっかりとした宿泊施設である>

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<室堂のすぐそばに立地し、御前峰への登山道がある白山神社>

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<室堂の部屋は快適であった。プライバシーもめちゃくちゃ確保できている>

夕食は17時。食事はおかずの違いで二つの選択肢がある。魚とハンバーグ。どちらも美味しそうではないが、ハンバーグ。とはいえ、こうやって温かい食事を摂ることができるのは本当、有り難い。生ビールも飲み、すぐに就寝。

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<室堂の夕食。こういう温かい食事が取れるのは有り難い>

翌日は午前12時頃に起きる。それから寝られず、ずっとシーツの中でもぞもぞしていたが朝4時頃になり部屋の電気が点いたタイミングで起床する。朝ご飯は5時からだが、日の出は4時50分前後。周囲はガスに覆われているが、雨は降っていないので朝食前に御前山へチャレンジする。これは漫画家の塀内夏子が100名山にチャレンジした際に山小屋に泊まった時によく使った手であるが、これは相当、一理あると思う。というのは、多くの場合、山小屋は山頂の比較的そばに立地しているので、一時間ちょっとで往復できる。そうすると、日の出の時間を計算して登り始めると、6時ちょっと過ぎに山小屋に戻ってくることができ、それから朝食、パッキングするとロジ的にとても楽だからだ。

室堂から御前山まではコースタイムでは登りは40分、下りは30分。昨日、少しだけ登りかけたのでルートは分かる。そして、登山道は石でしっかりと固められており、とても歩きやすい。頂上までは何の問題もなく、行くことができた。残念ながら、ガスでほとんど何も見えなかったが、登山道沿いに多くの花が咲き乱れていて、それがちょっとしたご褒美のようだ。

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<頂上はガスでほとんど何も見られなかった>

さて、室堂に降りてきて、朝食を摂る。朝食はソーセージか鯖焼きを選ぶことができる。これは、流石に鯖焼き。ほぼ夕食と同じような内容だが、梅干しが食べ放題なのでご飯をたくさん食べることができる。ここで炭水化物を摂れるのは有り難い。

そのまま、すぐ降りればいいのだが、睡眠不足なのだろうか。急に睡魔が襲ったのと、雨が降り始めたのでチェックアウトぎりぎりの8時までうたた寝をする。そして、8時頃から降り始める。御前峰はまったくその姿を見られない。ガスの中をゆっくりと降りていく。途中、雨が降ってきたので、傘を差す。こういう時は、やっぱり傘が便利だ。行き交う人々に当たらないように気をつけないといけないが。

雨が降っていたにも関わらず、登山道がぬかるみになっているところはほとんどなく、こういうのは本当、有り難い。ただ、登りの登山者が多く、しかもグループで長蛇の列をなしていくので、礼儀正しく、待っているといつまでも降りることができないことが判明。グループ客が登る際は、うまくこちらも降りられる時は、積極的に降りていかないと時間がかかってしょうがない。ここらへんは、上手い人の後ろにピタッとついていると降りられることを発見。

さて、登山口に到着したのは11時。ほぼ3時間で降りることができた。帰りは白峰温泉に入って、汗を流す。白峰温泉もなかなかよかった。

二日目の天候がよければ、さらに快適な登山になったかと思うが、それでも一日目、弥陀ヶ原から御前峰を展望できたのはよかった。私は、登山はするが、あまり登山が好きではなく、もう一度登りたいと思う山は少ないのだが、昨年、登った御岳に次いで、白山ならもう一度、チャレンジしたいなと思わせられた。

登山道整備度 ★★★★★ (山頂までしっかりと整備されていて、極めて歩きやすい。さすが霊山)
岩場度 ★☆☆☆☆ (手を使わないといけないような岩場もなく、快適な登山が楽しめる)
登山道ぬかるみ度 ★☆☆☆☆ (ぬかるみはまったくといっていいほどない)
虫うっとうしい度 ★★☆☆☆ (虫はいないとは言わないが、煩わしいことはなかった)
展望度 ★★★★★ (独立峰なので素晴らしい展望を目にすることができる・・・筈だったが個人的にはガスで見られない)
駐車場アクセス度 ★★★☆☆ (夏の混雑時はシャトルバスに乗らなくてはならない)
トイレ充実度 ★★★★★ (ところどころにある)
下山後の温泉充実度 ★★★☆☆ (白峰温泉はなかなかよかった)
安全度 ★★★★★ (山頂まで登山道はしっかりと整備されており、道に迷うようなところもなく、安全な登山が楽しめるであろう)

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下手なミュージシャンを見て考察する [ロック音楽]

昨日、知り合いのミュージシャンが京都のライブハウスに出演するというので観に行った。知り合いはトリで最後だったのだが、15分ほど早く着いたのでその前の演奏者の演奏も聴いた。この演奏者はどうも岐阜出身の56歳のギターの弾き語りだったのだが、そのあまりの下手さ、そしてパフォーマンスの稚拙さに、驚くと同時に殺意さえ覚えた。まず、ギターの弾き語りなのだが、リズムは取れてないし、非常に簡単なコードでさえ押さえ間違えをしている。どころか、自分の曲であるのにコードを間違えて弾いているので音が外れたりもしている。このレベルで、人前でお金を取って演奏できるのは高校生でも厳しいのではないか。いや、実際14歳に作曲したとかいう、もう14歳でも黒歴史になるような曲を56歳で歌っていた。この自己肯定感は凄いが、逆にいえばまったく進歩していないことである。駄目なのに、それを自己肯定して、そのまま生きてきて、あろうことか、その進歩していない自分を人にお金を払わせて曝け出すという、その厚顔無恥さに対して、私は殺意を覚えたのである。ちなみに、この彼は、音程は外れていたが、声質だけはよかった。
 私もミュージシャンの端くれである。中学から作曲とかしているが、中学や高校どころか大学でも前半期につくった曲は人前で披露することはない。これは、進化しているからである。最近、出したCDでも大学三年ぐらいの時につくった曲を入れていたりするが、アレンジとかは全然、変わっている。
 私も下手であるので、下手の人を批判する資格はそれほどない。ただ、下手であるのに、その下手さを肯定して、そのまま演奏活動を続ける者は、いつまで経っても下手であることを受け入れているということだ。14歳からギターを弾いていて、56歳であの稚拙さというのはどう理解したらいいのだろうか。そして、ライブハウスで演奏している、というのはどう理解したらいいのだろうか。いや、東京ではあのような稚拙な演奏を金を払ったライブハウスで聴くことはまずあり得ないだろう。それだけ、京都が田舎ということなのかもしれないが、それにしても驚くほどの酷さである。
 最近もセッションに出たら、ギターの音を外しても平気で弾いているギタリストがいた。これは、おそらく音の正確なピッチが分からない耳音痴なのかなとも思う。ボーカリストも音を外している、と指摘されるとふてくされる輩がいたりするが、これも耳音痴なのであろう。意外とそういうボーカリストは声質はよかったりする(いや、声質も悪ければ誰も聴いてくれないので、声質だけで褒められたりしてきたのであろう)。こういう身体に欠陥がある人は、人前でお金を取って演奏する資格はないと思う。というか、きつい言い方をすると基本、人に演奏を聴いてもらう資格はないと思う。音楽を演奏するには身体的欠陥があるからだ(いや、自分が勝手に弾くのは全然、いいと思います)。
 今回のこの体験で、自分に何が欠けているのかをしっかりと認識し、それを乗り越える努力をしないと、いつまで経っても、それこそ死ぬまでダサい自分から脱却できないのだな、ということを改めて知る。努力をすれば、勉強すれば、人は変わられる。ギターも上手くなるし、歌も上手くなる。ただ、自分が何が出来ていないのか、それを謙虚に捉えようとしないと駄目だ。ということを改めて知った。
 さて、あまりにも酷い前座だったので、知り合いの演奏もびくびくしながら聴いたのだが、知り合いの演奏はよかった。お金を払う価値があるパフォーマンスを見せてくれたので、それは救いであった。

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ケビン・デュラントの不思議 [スポーツ]

ケビン・デュラントは現役のバスケット選手としては、最高レベルの選手である。その得点力、さらに本気を出した時のディフェンス力などは、三国志でいえば関羽のような圧倒的な存在感である。さて、しかし、人間力は弱いと思う。というか、感情的であり、いい意味で人が好く、悪い意味では計算ができない。
 今回も四年間の契約をネッツとしているにも関わらず、ネッツにトレードに出してくれと願い入れた。というか、こういうことはそもそも公にせずに、秘密裏にやるべきだろう。ここらへんも計算ができない、と思うのだが、しかもトレードに出して欲しいチームはフィニックスとマイアミと指定した。ここで指定したことで、ネットはこの2つのチームに対して交渉力を減じたので、デュラントが指定したことでより行けなくなってしまった。いや、本当、アホかも(もちろん、意中に他のチームがあってわざと偽情報をリークしたなら分からないでもないが)。
 そもそも、デュラントがフィニックスに行くような状況下では、少なくともブッカーと交換になるだろうから、現行のフィニックスの戦力は大きく減じることになる。デュラントはまさか、そういうことも計算していないのであろうか。
 というか、ネッツは来年度でもラスベガスではウォリアーズに次いで優勝確率が高いと予測されているので、ネッツにいればいいだけの話だ。というか、ウォリアーズに行くならともかくとして(いや、一ウォリアーズ・ファンとしては絶対、来てもらいたくない)、それ以外のチームだったらネッツが一番、勝率が高いと思われるのに、なぜそこを出なくてはいけないのか。
 一つ考えられるのは、親友であるアーヴィングが長期のマックス(最大)契約をネッツが拒否したことに対する抗議ということであるが、ワクチンを打つのを拒否し、プレイオフでボストンに4タテを喰らうことになった戦犯であり(アーヴィンがプレイしていたら流石、8シードでのプレイオフ進出はあり得なかった)、さらに敗戦インタビューで「ケヴィンと(チーム)をマネージしていく」と驚天動地の発言をしたことを考えれば、ネッツがアーヴィンと長期ではなく一年契約にしたのは当然のことである。
 というか、そういうことをしたければ、四年といった長期契約をしては駄目だ。長期契約をしてトレードに出してくれ、といった後、どういう将来ビジョンをデュラントは思い描いているのであろうか。どうも、感情的にその場、その場で判断をしているとしか思えない行動が多すぎる。
 デュラントの才能は図抜けている。しかし、心がそれに伴わないと、真の一流選手にはなれないのではないか。アーヴィンにも同じことがいえる。まあ、そこがバスケットというスポーツの楽しいところなのであろう。

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ウスビ・サコ氏と酒席を共にする [グローバルな問題]

京都精華大学で講演をしたのだが、その後の懇親会で、今年の3月まで京都精華大学で学長をしていたウスビ・サコ氏と同席した。凄まじいまでの博識、フランス語、英語、中国語、ドイツ語を見事に操る語学力。そして、会話でのウィットと知的洗練さと空気を読む高い状況感治力。それは、学長にもなるな、と納得。サコ氏、最近、20キロほど体重を減量したのだが、それまでは不健康な生活で肥満になってしまったそうだ。イスラム教なのでアルコールは飲まないし、何が、不健康な生活なのだろうと尋ねると、仕事漬けだったからだそうだ。サコ氏の同僚の先生の話でも、もう凄いワーカホリックで仕事ばかりしていたそうだ。ワーカホリックというのは日本人の専売特許と思っていたのだが、別に日本人だけが仕事に熱中するわけではない。一流の人は皆、ワーカホリックである。あと、私は仕事に追われているがワーカホリックではない。睡眠時間もとらないと効率が劇的に悪化するので、最近は睡眠を優先させている。まあ、これが私が一流になれない理由だろうな、と妙に納得する。

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