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木曽駒ヶ岳(日本百名山登頂17座) [日本百名山]

 日本百名山の木曽駒ヶ岳へチャレンジする。朝8時30分に自由ヶ丘をレンタカーで発ち、菅の台バスセンター13時過ぎに到着する。昼ご飯を近くの蕎麦屋さんで食べて、13時45分のバスで駒ヶ岳ロープウェイの乗り場へ向かう。そして、14時30分のロープウェイで千畳敷へ向かう。千畳敷は雨が降っており、千畳敷カールの周辺はガスでほとんど見られない。とはいえ、この日は八丁坂を越えた宝剣山荘にまでたどり着かなければならない。ということで、雨の中を登り始める。距離は1キロ少しだが、標高差は200メートル。急峻な上り坂は雨が降っているとさらに厳しい。私は途中で脹ら脛をつってしまい、バランスを崩してしまった。準備運動をしなかったとはいえ、これはなかなかの失態でショックは隠せない。とはいえ、残りは慎重に歩き、千畳敷のロープウェイ駅から45分ぐらいで宝剣山荘に到着する。15時40分である。
 宝剣山荘はあまり綺麗な感じのしない山小屋であった。しかし、ここまで来ると、翌日は早朝に木曽駒ヶ岳に登頂することができる。とはいえ、雨は相変わらず激しく窓を叩いている。なんだかなあ、と思いつつ、濡れたレインコートや靴を乾かし、夕食までの時間を潰す。17時30分に夕食を取る。夕食は、魚のフライと鳥の唐揚げなどがおかずであった。その後、凄まじい睡魔に襲われ、18時30分頃にはもう寝てしまう。そして、起きたらもう窓は明るかった。時計を見ると4時ちょうどぐらいである。雨はもう止んでいる。そして、空は徐々にオレンジを帯びてきている。日の出は4時40分である。これは日の出が見えると思い、慌てて起きて持っていた服を全部着込んでカメラを担いで外に出る。
 南アルプスをバックに空が徐々に明るくなってくる。伊那谷は雲海で被われており、息を呑むような美しさである。昨晩、雨の中、八丁坂を登ってきた苦労が報われる。また、わざわざ一眼レフを持って来た甲斐もあったというものだ。そこで、この素場らしい日の出の写真を、色温度を変えて何枚も撮影する。こういうシャッターチャンスの時にこそ、写真撮影のための知識が問われるのだが、いつもそのような機会に恵まれた時に急いでどうすればいいかを考えてしまう。なかなかいい写真を私が撮れない要因である。
 さて、小一時間ほど素場らしい写真を撮影する時間と、朝焼けに映える中岳、宝剣山を堪能して山荘に戻る。荷物を整理し、5時30分から朝食を取る。朝食はソーセージ、紅鮭、卵焼き、キャベツ、海苔、お味噌汁などだ。朝食を取って6時には山荘を発ち、木曽駒ヶ岳へと向かう。その前に中岳に登らなくてはならない。中岳への登山道は岩だらけのガレ場。なかなか厳しかったが、6時15分には中岳に登頂。ここからの宝剣山の展望が素場らしい。一度、中岳を下りて、そこからまた木曽駒ヶ岳の山頂にチャレンジする。この登山道もガレ場である。手袋をつけ、岩登りのような感じで登っていくと6時45分には山頂につくことができた。ここからは木曽御岳、乗鞍岳、北アルプス群、八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳をはじめとする北アルプスの秀峰が見渡せる。360度の素場らしい絶景に大いに感動する。さて、その後、そのまま帰路につくのはもったいないので馬の背と呼ばれる尾根道を行き、中央アルプス唯一の氷河湖である濃ヶ池へ行く。尾根道は高山植物が咲き乱れ、御嶽山、北アルプス、八ヶ岳、南アルプスを展望しながら歩いていると、まるで天上の楽園にいるかのようである。濃ヶ池へ着いたのは8時30分。濃ヶ池には宝剣山が逆さに映り、なかなか雄大な景色である。その後、雪渓を横目にしつつ、再び険しいガレ場を登り、宝剣山荘に戻る。宝剣山荘に戻ったのは10時40分頃。そこで昼ご飯のカップヌードルを食し、11時30分には千畳敷を降りていく。改めて千畳敷の急坂を実感しつつ、膝を痛めないように注意して降りる。ロープウェイの駅に着いたのは12時10分頃。そして、ロープウェイ、バスと乗り継いで、駒ヶ根のバスターミナルの比較的そばにある温泉で汗を流し、帰路につく。
 素場らしい天候に恵まれ、感動的な時間を過ごすことができた。こういう経験をすると山登りに、さらにはまってしまう。

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(息を呑むように美しい宝剣山荘から望む日の出)

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(南アルプスの稜線が徐々にオレンジ色を帯びていく)

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(伊那谷が雲海で被われているのも、神秘的な神々しい日の出の演出に一役買っている)

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(西側をみると御嶽山が雲海の中で突き抜けて、その存在感を主張しているかのようだ)

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(朝焼けに映える宝剣山)

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(中岳から宝剣山と宝剣山荘を望む)

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(木曽駒ヶ岳に登頂しました)

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(駒ヶ岳の山頂から富士山を望む)

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(駒ヶ岳の山頂から空木岳方面を望む)

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(馬の背から振り返り、木曽駒ヶ岳を望む。左後ろに見えるのは宝剣山)

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(馬の背の道沿いには様々な高山植物が、まるで美しさを競うように咲いている)

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(馬の背の道沿いの岩肌に咲く高山植物はまるでロック・ガーデンのよう。後ろに見えるのは御嶽山)

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(天上の楽園のような馬の背の道を歩いて行く)

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(濃ヶ池には宝剣山が逆さに映っており、その雄大な景観に感動する)

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(濃ヶ池から宝剣山荘へと戻る道沿いには雪渓が見られた)

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(千畳敷から宝剣山荘へと至る八丁坂はまるでラッシュアワーのように混んでいた)

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(千畳カールをロープウェイの駅そばから望む。宝剣山の存在感がすごい)

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(昨日、雨が降った時はどうしようと思ったが、無事、晴れて、素場らしい登山を楽しめました)
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