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ゴールデンステート・ウォリアーズがファイナルに進出 [スポーツ]

 ゴールデンステート・ウォリアーズがヒューストン・ロケッツとのウェスタン・コンフェレンス決勝戦の第五試合に勝ち、ロケッツとのシリーズを4勝1敗で下して決勝(ファイナル)へ進出した。1974年−75のシーズン以来であるから40年ぶりである。私はロスアンジェルスにいたのだが、一人でホテルのそばのバーに行き、観ていた。第1クォーターこそ、まったくシュートが入らず、ロケッツに先行されたが、第2クォーターで逆転するとそれからは基本的には安心して観ていることができた。ただ、クレイ・トンプソンがあっと言う間に4ファールになるなど、ファール・トラブルという暗雲が立ちこめていて、まったく油断ができなかった。特に第4クォーターにはトンプソンがトレバー・アリザの膝蹴りを頭に受け、倒れたのに続いて、イグオダラもハワードからのファールで肩を痛めたりして、どうなるんだと心配をしたのだが、ハリソン・バーンズ、フェスタス・エジーリが24点、12点の大活躍をしてくれたこともあり、第4クォーターではむしろ得点を広げることで、この試合にけりをつけることができた。なぜか、第4試合で獅子奮迅の活躍をしたハーデンが、ターンオーバーのプレイオフ記録をつくるなど本調子からはほど遠い状態であったのがロケッツとしては痛かった。
 このシリーズは、第4試合ではアリザのフェイクにかかったカレーが頭から床に落ちたり、ハワードがボーグの顔を叩いたのが、フレーグラント・ファール1になったり、いろいろと荒れたが、結局、決勝に進出できたので終わりよければすべてよし、という感じになっている。ただ、あのハワードのファールは、クリーブランドのJRスミスがボストン戦で二試合退場になったファールとほとんど同じであった。チャールス・バークレイが指摘するようにハワードもJRスミスと同様の措置を図るべきとの意見もマスコミでも多くあったが、ハワードがいるロケッツに勝てたことの方が喜びは大きい。勝てたから言えることではあったが、結果論としては言い訳をロケッツに言わせないようにしたのはよかったであろう。とはいえ、第5試合のハワードは凄まじかった。ハーデンが第4試合と同じレベルでプレイしたら、結果は違っていたかもしれない。
 しかし、ウォリアーズは強い。そして、その強さはスパーズやホークスのようなチームの総合力としての強さである。第5試合も、バーンズ、エジリなどの脇役が活躍した。このプレイオフでもイグオダラ、リビングストンなどの控えが大活躍をしている。バルボサも悪くない。このベンチの厚さが、昨年との大きな違いであり、それがロケッツとの違いであるかと思う。
 ウォリアーズのファンを20年以上しているが、今までで、今日が一番、嬉しかった。次はレブロン・ジェームス率いるキャバリアーズとの決勝である。

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