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イギリスの大学生の親も過保護であるという話をイギリスの大学の先生から聞く [その他]

イギリスの協定校であるイーストアングリア大学を訪れる。ここの大学で教鞭を執られる先生とお話をした。そこで、最近の日本の受験生の親は、オープン・キャンパスで「この子は○○が勉強したいという強い希望を持っているのですけど、どこの学科とかがいいですか」という質問をしてくるので、丁寧に回答していたけど、途中でその本人は勉強する気がほとんどなく、親がただ理想を押しつけているだけであることに気づいたといったエピソードを紹介したら、イギリスもまったく同じであると教えてくれた。

何でもイギリスの大学でもオープン・キャンパスがあり、本人だけでなく、親、場合によっては祖父母までやってきて、その大学がその子にとっていいかどうかを値踏みに来るそうだ。本人は結構、白けている場合が多いそうで、なんか日本よりも過保護だなとの印象を受けた。

イギリスの大学も最近では授業料が高騰しており、今だと日本円で年間授業料が160万円くらいするそうだ。日本の私立大学の平均よりも遙かに高い。まあ、これだけの投資をするのであれば、大学をしっかりと見極めたいという気持ちは分からないでもないが、本人がその気にならなければ、どんな大学に行っても無駄である。仏作って魂入れず、である。
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