林試の森公園を訪れ、その空間の豊かさに感銘を覚える

私は目黒区に住んでいる。連休だが遠出も面倒くさいので近場に散歩にでも行くこととした。しかし、近くの駒沢公園に行くのもどうも芸がない。ということで、林試の森公園を訪れることにした。未だかつて、この公園が１９８９年に開設されてから一度も訪れたことはない。ちょうど良い機会なので、訪れることにしたのである。都内にあるにも関わらず、１２ヘクタールとなかなか広大な都立公園である。

この公園の特徴は、巨木が結構、残っていることであろう。公園になる前は、林野庁の林業試験場であったために、ケヤキ、楠、プラタナスなどの巨木も多く、昼なお薄暗く、まさに森である。このような公園が、こんな目黒区のど真ん中にあったとは感動である。多くの樹木には解説プレートもあり、ちょっとした植物園のようでもある。

帰りには、目黒不動にも寄り、にしむらで鰻を買って帰路につく。チイ散歩のような一日を過ごせた。

タグ：林試の森公園