ニセコは香港からの観光客が多いようである

ニセコは噂に違わず、外国人の観光客が多くいる。オーストラリアばかりかと思ったりしていたのだが、意外とドイツ語も結構、聞こえてくる。ドイツ人だけでなくスイス人もいた。もちろん、ドイツやスイスに住んでいる訳ではなく、日本に住んでいたり、周辺諸国に住んでいたりする人だとは思われるが、それにしても、この外国人人気は高い。白色系だけでなく、中国語も多く聞こえる。これは、もう日本屈指のグローバル観光地であるなと感心した。実際、店舗も横文字で表記されていたりするし、町並みもどこか西欧風である。むしろ、昔ながらの場末の居酒屋風情の店の方が場違いな雰囲気であったりする。「趣都秋葉原」ではないが、需要によって町が変化し、形成された事例なのではないかと興味深く捉える。

さて、ゴンドラに一緒になった外国人と話をしたのだが、彼は白色系ではあったが香港に住んでいるそうだ。香港からは直行便で千歳空港に来れるので、めちゃくちゃ便利であるとのこと。クリスマスの休暇や、中国正月の時期には大量の香港人がニセコにやってくるそうだ。彼の娘は、ホテルで同じ小学校（おそらくインターナショナル・スクールであると思われる）の子と会ったと言っていた。なんか、ニセコにはオーストラリア人が大量に押し寄せているといった情報が流布していると思われるが、実際はもっと多様であることをニセコに来て知る。そして、私の非常に限られたリサーチからは香港からの観光客が多い傾向にあるということを知る。


（ニセコのゲレンデから見える羊蹄山の雄姿。本文とはあまり関係ないですが）

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