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日本のスポーツ・マスコミのレベルの低さをワールドカップを通じて気づく? [スポーツ]

ワールドカップもいよいよベスト4が絞られた。ベスト4が南米4国で占められる可能性もあったが、結局、残ったのはウルグアイ1国だけであった。決勝はドイツ、オランダか。日本はベスト16で相手がパラグアイという弱小国という、千載一遇のチャンス(これはパラグアイにも言えたことだが)をモノにできなかったが、下馬評の低さを考えれば大健闘と言えるであろう。パラグアイ戦はさすがにプロジェクターのある青山のバーで観戦した。周りの客との一体感は、まあこういう機会でもないと体験できない貴重なものであるなと思ったりもした。

さて、日本代表の健闘ぶりに比べると、遙かに遜色があるのは日本のスポーツ・マスコミである。あまりにもレベルが低い。無益というよりかは、害である。例えば、オシムの解説などは金を払ってでも聞きたいと思わせるのに対して、日本のスポーツ新聞などの記事は、金を返してもらいたくなるようなレベルの低いものが多い。サッカーというスポーツをより楽しむための情報というよりかは、サッカーというスポーツを理解していない戯れ言のような情報を垂れ流すだけで、不愉快だ。取材でも、トンチンカンな質問ばかりしていて、サッカーを下らないものに貶めている。それは、取材をする人達のプロとしての意識の欠如、仕事に対しての誠実さのなさに由来すると思われるのである。岡田監督をはじめとして、選手達は遙かに厳しい世界に置かれている。その緊張感の違いが、この取材でのやり取りの温度差に繋がっているのではないかと思われるのである。しかし、本当に最近のマスコミの低落ぶりは驚くものがある。このままでは、マスコミの社会的意義さえ問われるようになるのではないだろうか。

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