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リューベックを訪れ、ちょっとがっかりする [都市デザイン]

ハンザの女王といわれるリューベックに行きホテルに泊まる。リューベックの歴史地区は世界遺産であり、その重厚な佇まいに大いなる感銘を受ける。美しい都市である。しかし、このリューベックで個人的にはいい思いをしなかった。まず、ホテルが悪い。ベスト・ウェスタン系のホテル・アクアマリンをホームページで予約したのだが、美しい市街地から離れたところに立地しており(都心からすぐと記してあったような気がしたのだが)、せっかくリューベックに泊まっているのにホテル周辺はすこぶる面白くない。しかもフロアに段差があり階段を上らないと部屋につけない。重いトランクを持っている私にとっては拷問である。また夕食は、ワインケラーという13世紀につくられた建物の地下室を使ったレストランに行ったのだが、待てど暮らせど注文を取りに来ない。「ワンモーメント」のワンが長すぎるので、不愉快になり、他のレストランに行く。ここはすぐ注文も取ってくれたのだが(というか、当たり前か)、漁師の典型的料理、とかいうものを注文したら、じゃがいもとコーンビーフを混ぜてつくった、昔子供の頃におふくろが手を抜きたい時につくっていたような代物が出てきて、他のにしん料理などもとても美味しいと言えるものではなかった。にしんそばとか美味しいのに、どうして、こうまずくにしんを調理してしまうのか。全般的に非常によくない思いをしたリューベックの一日であった。しかし、都市は美しい。憧れていた美人とようやく知り合えたのだが、性格が悪いことを知ってしまったような後味の悪さが残る。
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