SSブログ

オーストラリアのパーマカルチャーでオーストラリア人の国際観を垣間見る [都市デザイン]

オーストラリアの代表的パーマカルチャーのクリスタル・ウォーターに滞在している。ゲストハウスに宿泊しているのだが、客が私だけなので宿主といろいろと話をする。典型的かどうかは疑わしいが、オーストラリア人の考えが分かって面白い。まず、オーストラリアがアメリカと手を結ばなくてはいけない最大の論拠は中国やインドネシアが攻めてくる時に守ってもらわなくてはならないからだそうだ。そんな馬鹿な!むしろオーストラリアにアメリカが攻め込む可能性の方がずっと高いのでは。インドネシアと中国は、人口がこれ以上増え続けると、自国でやっていけなくなるからオーストラリアに侵攻、というシナリオだそうだ。まあ、日本はオーストラリアとも戦争をしていたので、一概にまったくそういうことはないとは言えないが、インドネシアがどうやってオーストラリアに侵攻するのだろうか。中国だって、オーストラリアに侵攻する前にベトナムとかラオスとかビルマとかタイとかに侵攻するだろう。それからだって遅くはないのでは!それより、アメリカが侵攻してくる可能性の方がよっぽど大きいのでは。まあ、ここらへんはアメリカとオーストラリアは親戚みたいなもんだから根拠のない信頼感が醸成されているのだろう。しかし、サウスパークでもアメリカはカナダに侵攻しているし、油断はできないよな。ところで、オーストラリアで新聞を購入したら、ディズニーランドのツアーを宣伝していた。3500ドルだから、相当の額である。勿論、しかし行き先はアメリカのロスアンジェルス。日本のディズニーランドだったら、もっと安いし早いだろうが、東京ディズニーランドはオーストラリアの人間にとったらディズニーランドじゃないのである。この意識は、アメリカのディズニーランドのお膝元で育ち、18の時に東京ディズニーランドの開園を迎えた私にはよく理解できる。こういう差別的感性をコーカソイドが持っていることは小学生で人種差別にあった私には当然のことだが、理解していない日本人は自覚するといいと思う。


nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0