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パリのシャルルドゴール空港で再び、酷い目に遭う(というか、半分は自分のせいですが) [地球探訪記]

パリのシャルルドゴール空港は私にとって、これまで鬼門となってきた空港で、本当にいい思い出は一つもありません。フランス語で私が対応できないことなどがあると思いますが、職員や店員、そして空港の建物自体が不親切というか意地悪な気さえします。今回も酷い目、というか不愉快な目に遭いました。まあ、半分は私のせいなのですが。ちょっと備忘録も兼ねて、また、シャルルドゴール空港を利用する人の参考になるかもしれないので、ここに記させて下さい。
 オスロからパリ経由で東京に帰国するのですが、乗り継ぎに6時間ぐらいあります。オスロからターミナル1に飛行機は着陸しました。自分の飛行機がどのターミナルかは不明ですが、ゲートは51と書いてあります。そこで、ゲート51の飛行機を出発便掲示板でみると、どうもターミナル3のような気がします。ということで、ターミナル3にまでシャトルで行きました。シャルルドゴール空港はあまりにも大きいので、このようなシャトルに乗らないととてもじゃないですが移動はできません。さて、ターミナル1からターミナル3まではシャトルで5つも駅に停まります。遠すぎだろう。
 さて、ターミナル3に着くと、また出発便掲示板がありました。ターミナル1とは違い、丁寧に遅い便まで見ることができます。そこでチェックをするとなんと、ターミナル1出発であることが分かりました。そこで、またシャトルに乗ってターミナル1に戻ります。
 ターミナル1に入る時に、お兄さん二人に搭乗券のチェックをされます。今回はオンライン・チェックインですので、iPhoneを見せます。それをお兄さんはチェックをしたのですが、日本語ですのでよく分かりません。というか、そもそも日本語で国際線のオンライン・チェックインをした私も馬鹿ですが、それをする全日空も想像力が欠けています。二度としないと思いましたが、とりあえずここはクリアしなくてはなりません。お兄さんは他の同僚にもチェックしてもらい、ローマ字の記号(CDGとかHNDとか)からどうも東京行きらしいと理解して、通してもらいました。
 さて、通関は無事に通ったのですが、次は荷物チェックです。荷物チェックでは、今度はiPhoneのモバイル搭乗券がiPhoneから消えています。後でメイルのゴミ箱に入っていたことが分かったのですが、チケットなかったら入れません。チケットなければ入れない、と言われても何も答えられません。まさか、ゴミ箱に入っているとは思わないので、こちらも狐に化かされたような気分です。しょうがないので、コンピューターを出して、コンピューターのメイルから入れさせてもらいましたが、コンピューターのバーコードをスキャンしているのは、どうみても格好悪いです。ここでも二度とオンライン・チェッキングはしないと思いました。
 さて、どうにか荷物チェックを過ぎて、iPhoneを確かめると、前述したようにごみ箱に入っていました。リトリーブしようとしたのですが、肝心のファイルが読み込めません。ネット環境が悪いからです。本当に信じられないよなあ。まあ、オンライン・ブッキングをしようとした私が悪いのですが、こんな危ない制度は導入しない方がいいです。携帯の電源がなくなったりしてもアウトです。個人的には使わなければいいだけなのでしょうが。
 荷物チェックを抜けて、ラウンジに向かおうとすると、なんとラウンジは通関の後、荷物チェックの前であることが発覚しました。通関を抜けた後、どこにも見つからなかったので、そのまま荷物チェックに向かったのですが、分かりにくいところにエレベーターがあったようです。また、戻ろうかとも思ったのですが、荷物チェックでのやり取りをもう一度やるのは嫌なので、そのままロビーで5時間潰すことにしました。幸い、電源があるのでコンピューター仕事はできます。
 ただ、やはり水分が欲しい。ということで、水をそばにある店で買おうとすると、なんと、搭乗券を見せろと言われました。そもそもコンピューターが入った鞄は椅子に置いているので、わざわざ取りに行くのもちょっと面倒です。ということで、携帯で見せようとすると、相変わらず、リトリーブできていません。くるくる回りっぱなしです。というか、このお店のおばさんは、バーコードが読める訳でもないし、この日本語チケットを理解できるのか。
 しょうがないので、そばにある喫茶店でサン・ペリグリノを注文したら、別にチケットを見せなくても買うことができました。そうすると、最初の店のおばさんは何をもってして、水を買うのにチケットを見せろ、と言ったのでしょうか。これは、単なる意地悪以上の何ものでもないでしょう。こういう経験は悪いけど、ドイツでもないとはいわないけど、フランスで一番するような気がします。このおばさんはルペン支持者なんじゃないかな、という失礼な思いが頭をよぎりました。
 ということで、快適にラウンジで仕事をするという目論みが見事に外れ、ロビーで仕事をしているのですが、このロビーの机と椅子が妙に距離が離れていて、しかも固定されていて動かせないので、肩が凝ります。
 国際空港のホスピタリティでその国のイメージは結構、形成されてしまうのではないでしょうか。私はフランスは実際より悪い印象を抱いているような気がするのですが、その大きな理由は、シャルルドゴール空港が負うところが大きいと思います。あと、オンライン・チケットは何もいいことがないことを改めて知りました。
 

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