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アメリカ人から見た日本人の変化を聞いて、ちょっと考えた [グローバルな問題]

 アメリカのある大学の副学長と会食をする。彼は1991年に初来日したのだが、それから20年以上経って、日本で彼が気づいた変化としては、鉄道などで老人がいたら昔は席を譲っていたが、そうするものが減ったことだそうだ。昔に比べると、若者の気配りが減っているとのことである。
 確かにそういう点はあるかもしれない。しかし、一方で年寄りの若者への愛情、みたいなものはより減っていると私などは思う。特に団塊の世代は顕著である。自分たちの強欲のためだけに、道路つくって負債を若者達に押しつけ、原発つくって放射能廃棄物を押しつけ、さらには事故まで起こしてセシウムまでばらまき、それでいて、保安院がまだ責任取らないどころか、依然として原子力発電所の監督機構であるというこの出鱈目さ。そりゃあ気配りできなくもなるでしょう。私は、どちらかというと、若者の失礼さの迷惑を被る立場にあるが、それでも、年配者の敬意が減ってしまう若者を批判することは到底、できない。

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