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メキシコに驚くほどの高峰があることを飛行機から見て知る [地球探訪記]

 メキシコ・シティからハバナまで飛行機に乗ると、航路の南側に8月下旬であるにも関わらず雪に被われたとてつもない高峰が見えた。最初は山のような形状をした雲なのかと思っていたが、飛行機が近づくにつれ、間違いなく雪を被った山であることが分かった。それも富士山のような単独峰であり、凄まじい存在感を放っている。メキシコにこんな高い山があるとは恥ずかしながら知らなかった。
 ハバナに着いてネットで検索すると、それはオリサバ山であることを知る。標高は5636メートルという高さである。原住民は「雲に達した地面」と呼んでいたらしい。メキシコの最高峰であり、北アメリカでもマッキンリー山とローガン山に次ぐそうだから、大した山である。キリマンジャロに次ぐ高さの火山でもあるそうだ。
 こんな立派な山がメキシコにあることを知らなかったのは、無知の誹りを免れない。しかし、旅行をすると、そういう無知を克服する機会がたくさん転がっているので、そういう意味では人間のスケールを大きくさせてくれる。だから、なかなか旅は止められない。

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