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ダナンの空港でトランクを持ち忘れるという失態を犯す [地球探訪記]

早朝便でハノイからダナンに着く。バッゲージ・クレイムでトランクを取ったけど、その後、なぜかトランクをそこに置いたままで空港を出てタクシーを拾ってホテルに着いて、トランクがないことに気づいた。その時点では、タクシーを斡旋するおっさんにトランクを渡したのだけれど、おっさんがトランクに入れ忘れたのだろうと思っていた。そこで、タクシーのおばさん運転手に空港に戻ってもらい、探してもらった。おばさん運転手は警官などにも話をしてくれた。警官を含めて、おばさん運転手も、タクシーを斡旋するおっさんも英語がしゃべれなかったが、スマホに入っているソフトの翻訳機能を駆使して話をした。
 警官は防犯カメラをチェックしてくれたら、なんと、トランクを持たずに空港から出ている自分が写っていた。というか、なんでトランクを持たないで移動できたかが自分でも分からなく、自己不信に陥ったが、トランクはどうもバッゲージ・クレイムのところにある確率が高いことが分かった。そこで、バッゲージ・クレイムのところに入ろうとすると、警備員に入れないと言われる。しょうがないので警官のいるところに戻り、一緒に来てもらうようにする。そこで警官に説明してもらうと、警備員は私は入れないが、代わりにバッゲージ・クレイムのところに行ってもらい、ベトナム航空の職員に私のトランクを持ってきてもらった。そこで、無事にトランクを手に入れることができたのだが、私はこれまで50カ国以上は旅していて、結構、治安の悪いところも行っているのだが、実は、盗難に遭ったのはデュッセルドルフ中央駅で夜行列車を待っていた時と、学生時代のオーストラリア旅行とホーチミンの三回だけである。特にホーチミンはなぜか大勢のおばちゃんに取り囲まれて慌てていたら、カメラバックからレンズを取られたという集団的なスリ事件に遭遇している。したがって、ベトナムでは他国と比べても、スリとかに気をつけなくてはと注意しているのだが、100%自分のミスでトランクを忘れるとは、本当に情けない。とはいえ、半分以上諦めていたのだが、見事、取り戻すことができてそういう意味ではありがたい。特に、タクシーのおばさん運転手や、空港の人達が警官を含めてとても親切だったのはちょっと驚きだ。アメリカだったら、決してこうはならなかっただろうと思う。ベトナムの人達の情に触れて、それは嬉しくて有り難かった。

タグ:ダナン空港
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