ライプツィヒ市の地区別データを入手するのに迷走する [ドイツ便り]
ライプツィヒ市は結構、ジェントリフィケーションが進んでいます。とはいえ、地区別に温度差がある。ライプツィヒ市は2011年から地区別の家賃変化をデータとしてインターネットにあげています。しかし、2011年以前のデータはない。2011年以前のデータが欲しいのだよな、ということでそれを入手するためにこの3ヶ月ぐらい知人の研究者に尋ねたりしてのですが埒があかない。ライプツィヒ市の統計課にもメイルを送ったのですが、全然、梨の礫です。
ということで、もう帰国まで時間もないので、ライプツィヒ市役所の統計課にアポなしで突撃しました。受付もないので、直接、課のある部屋まで行くと、驚くこともなく、部屋に入れてくれました。「2001年前後のライプツィヒ市の区別の家賃の統計が欲しいのだけど」と伝えると「メイルをしなさい」と言われる。「いや、メイルは出してます」と答えると、「9月まで選挙で忙しいのでその後で」と言われる。「いや、それも分かっているのでここまで来たのです。そこらへんに転がっていると思うのですけど」と言うと、「担当者に連絡して、その後、またメイルをするので、メアドをください」と言われる。「急いでいるのか」と聞かれたので「9月上旬に締め切りなのです(これは本当)」と伝えると、「しっかり連絡します」と言われる。
ここまでいくと、おおようやく一段落と思われるかと思いますが、おそらくそうは問屋が許さないとは思います。この日にデータが入手できなかったのは、私の完敗に近い。まあ、一方でやれることはやった、という感じなので、すっきりはしています。ドイツの多くの研究者は統計に弱いのですよね。どうしてか不思議だったのですが、容易にアクセスできる統計数字以外は急に入手が難しくなるかだ、ということが分かりました。したがって、しっかりとした研究をするには、その市役所の統計課の担当者と仲良くなって、いろいろと便宜を図ってもらうことが必要であることが分かりました。日本人の私には相当、ハードルが高いですね。
ということで、もう帰国まで時間もないので、ライプツィヒ市役所の統計課にアポなしで突撃しました。受付もないので、直接、課のある部屋まで行くと、驚くこともなく、部屋に入れてくれました。「2001年前後のライプツィヒ市の区別の家賃の統計が欲しいのだけど」と伝えると「メイルをしなさい」と言われる。「いや、メイルは出してます」と答えると、「9月まで選挙で忙しいのでその後で」と言われる。「いや、それも分かっているのでここまで来たのです。そこらへんに転がっていると思うのですけど」と言うと、「担当者に連絡して、その後、またメイルをするので、メアドをください」と言われる。「急いでいるのか」と聞かれたので「9月上旬に締め切りなのです(これは本当)」と伝えると、「しっかり連絡します」と言われる。
ここまでいくと、おおようやく一段落と思われるかと思いますが、おそらくそうは問屋が許さないとは思います。この日にデータが入手できなかったのは、私の完敗に近い。まあ、一方でやれることはやった、という感じなので、すっきりはしています。ドイツの多くの研究者は統計に弱いのですよね。どうしてか不思議だったのですが、容易にアクセスできる統計数字以外は急に入手が難しくなるかだ、ということが分かりました。したがって、しっかりとした研究をするには、その市役所の統計課の担当者と仲良くなって、いろいろと便宜を図ってもらうことが必要であることが分かりました。日本人の私には相当、ハードルが高いですね。