SSブログ

トランプはなぜ、ゴルフに行きまくるのか? [トランプのアメリカ]

トランプは2016年の大統領選で、オバマがゴルフばかりをしていることを非難していた。「そんなゴルフをする時間があるなら仕事しろ、俺なら国民のために仕事をするのでゴルフをすることはない(Because I'm going to be working for you, I'm not going to have time to go play golf!)」とほざいた。それから3年ちょっと経ち、トランプは大統領になってから283回ほどゴルフに行っている(2020年7月末時点)。オバマは第一期の4年間で100回ほどゴルフに行っている。少ないとは言わないが、トランプのほぼ3分の1の割合だ。
 なぜ、そんなにトランプはゴルフに行くのだろうか。コロナウィルスの対応で批判を受けていてもゴルフに行く。70歳を過ぎてもそんなにゴルフが好きなのか。
 個人的にもちょっと謎だったのだが、その理由が分かった。トランプはゴルフをする時、そのほとんどを自分が所有するゴルフ場でする。すると、大統領がゴルフをするということで、通常にも増して、そのゴルフ場では警備員等を雇うことになる。この追加費用はすべて税金で支払われる。つまり、トランプは自らがゴルフをすることで、自分のゴルフ場が儲かる、すなわち自分の懐が豊かになるのだ。
 とんでもない人間だ。しかし、これだけとんでもないことが明らかになっていても、まだ彼を支持するアメリカ国民は3割もいる。この民度の低さが世界中に露見されたことこそ、トランプ大統領が果たした最も大きなマイナスの功績であろう。そして、それを仕掛けたロシアのプーチン大統領の狡猾さには本当に舌を巻く。

nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感