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放射能汚染した医者に対してのロシア当局の説明は、「旅行で行ったタイで福島産の蟹を食べたからだ」という驚愕するものであった [グローバルな問題]

レイチェル・マドー・ショーをユーチューブで観ていたら、信じられない報道があった。8月の上旬に、ロシアが同国の北西部において放射能流出をした事故で、被爆をした住民を診察していた医者も放射能汚染をしてしまい、筋肉細胞にセシウム137が検出されたので、それを当局に訴えたら、ちょっと前にこの医者が旅行で行ったタイで「福島産の蟹を食べたことで汚染したのだ」と言ったそうである。

下記のユーチューブの9分ぐらいのところである。
https://www.youtube.com/watch?v=viU-d49Ljw4

いやあ、この報道には幾つかの点で驚いた。まず、チェルノブイリの事故を起こしたことのある、つまり、福島原発以外で唯一、原発事故を起こしたロシアがこんな風評被害どころではない出鱈目のロジック(トランプが言うならまだ分かる)を言い放ったということである。もう一つは、事故が起きて8年経っても、フクシマはそのような場所として捉えられているのか、ということ。っていうか、このロシア当局の言うことが正しければ、今頃、日本人の半数は放射能汚染されているよね。さらに、なんでタイでフクシマの蟹が食べられるの?っていうか、フクシマの蟹って何?日本人だってフクシマの蟹は滅多に食べないよね。ウニならまだ分かるけど。とはいえ、ロシアという国はアメリカのトランプ大統領もそうだが、根も葉もない嘘八百を平気で言い放たれる国だということは、この報道で再確認した。というか、日本、どんだけ酷いイメージを持たれているんだ、という感じである。それでも、原発再稼働しているし。ちょっとイメージ戦略をしっかりと策定した方がいいのではないだろうか。

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