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若者は商店街に行かないことを知って、商店街のおじさんはたいそう驚いた [商店街の問題]

大学そばの商店街にゼミ生達と訪れ、そこの商店街のおじさんにいろいろとお話を伺う。私からすると美味しいパン屋さんも数軒あり、なかなか味のある商店街かなと思うが、ここにいる方からするといろいろと大変なようだ。さて、そこでうちのゼミ生10人に、商店街に行くかどうか尋ねたら、全員が行かないと回答した。買物は皆、スーパーマーケットとかでするらしい。淡路駅が最寄り駅の学生もいて、この学生とかが商店街に行かないのは本当、私は理解できないが、千里ニュータウンとかに住んでいる学生などは選択肢がない(近隣住区でつくられた吹田市ではなく、豊中市側に住んでいる)ので、これは致し方ないかもしれないが、その結果を聞いて、商店街のおじさんは腰を抜かすように驚いていた。
 まあ、私もちょっとゼミ生の買物行動には驚いたが、若者はもう商店街とはまったく別次元のところで、それと無関係に生活をしている。商店街は消費の場として、若者にまったくアピールできていないのかもしれないと考えると同時に、若者は消費者としては相当、未熟で広告にも弱く、自分で考える力が弱いということもある。ここらへんの若者を惹きつけるような戦略を商店街はもっと立てた方がいいな、と思ったりもする。
 私とかは若者とは逆に、イオンとかにはまったく行かないからね。これは、欲しいものが売っていないからであるが、もしかしたら、そのこと自体が私がおじさんである証左なのかもしれない。

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