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ベルリン空港へ市内バスで向かったら意外と便利であった [地球探訪記]

ベルリン空港は不便である。そもそも、ドイツ国内でミュンヘン、フランクフルトを除くと、ほとんど直行便が飛んでないという不便さに加え、アクセスが何しろ不便である。行くルートは大きく2つ。ドイツ鉄道と都市鉄道である。ドイツ鉄道はポツダム方面とか空港の南部方面とかにも行くので行き先はしっかりと確認する必要がある。都市鉄道は大きく二ルート。スッドクロイツから環状線の南側路線を通っていくルートと、東駅―アレキサンダー広場―中央駅を経由してシュパンダウ方面にいくルートである。
さて、ドイツ鉄道でいくと時刻表的には時間が一番短くて空港まで行けるのだが、しょっちゅう遅刻する。というか、時間通りで行くのは難しい。すると、時間はかかっても各駅停車の都市鉄道で行くのが一番、手堅いルートとなる。
さて、実はこれらに加えて裏ルートのようなものがある。それは地下鉄7号線で空港そばのルドロー駅まで行き、そこからバスに乗るというものである。これはドイツ鉄道のルート検索とかで出てくるので、前から知っていたが、それを使うのには抵抗があった。というのもバスは定時性という面で、少なくとも日本では鉄道に多いに劣る。トランクを持って乗るのも面倒だ。バスの停留所を見つけるのが難しいかもしれない。このような不確定要素が多いために、今まで避けていたのだが、今日は日曜日で都市鉄道の本数も少ないので、初めて試してみた。地下鉄はドイツでもさすがに、相当、定時性が高いので、時間通りにルドロー駅に着く。駅には空港行きのバス停留所の場所が明示されていたので迷わずにバス停留所にたどり着くことができた。というか、バスの停留所は地下鉄駅のすぐそばにあった。バスは多少の遅れはあったが、それでも5分も待たずに乗ることができた。二両連節のバスでトランクを持っていても特に問題なく乗ることができた。そして、なんとノンストップで空港まで直行してくれた。これは、川崎駅と羽田空港とを結ぶ京急バスよりも便利なくらいだ。所有時間は15分ぐらいであっただろうか。高速道路を走ったので快適であった。
まあ、通常はバスが選択肢に上がることは少ないと思うが、ベルリンのように鉄道の定時性が悪い場合や、パリのように空港とを結ぶ鉄道路線がスリの狩り場であったりする場合はバスという選択肢も有効かなと思う。
どちらにしても鉄道が定時性、安全性(治安面)を確保できていないが故のバスの選択肢ということになるが、ちょっとベルリンで空港に向かう時にトラブった場合は念頭に置いておくといいかもしれない。

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