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朝日新聞のニューヨーク支局長中井大助のちょっと信じられない記事についてコメントする [トランプのアメリカ]

2024年5月31日に朝日新聞のニューヨーク支局長中井大助による「トランプ法廷」の記事が掲載された。私はウェブサイトで読んだ。

https://digital.asahi.com/articles/ASS5012N5S50UHBI00FM.html?linkType=article&id=ASS5012N5S50UHBI00FM&ref=mor_mail_kaiin_topix1_20240601

この記事は裁判の結果、そして、彼の意見が述べられているのだが、そこで「裁判に党派性がなかったともいえない」というトランプのほとんど知性がある人なら騙されないようなレトリックに騙されたようなことを述べている。裁判が「党派性」に支配されるのであるなら、それこそバナナ・リパブリックである。民主主義の裁判制度はそういう「党派性」を越えた平等性のうえで初めて成立しているのである。確かに最高裁の判事は、各政党が自分達の政治理念に沿った判事を選ぶ傾向にある。共和党念願の堕胎禁止といった法律が各州で制定できているのは、最高裁の判事が共和党寄りであるからだ。とはいえ、本来であれば「党派性」を越えたところで裁判は機能すべきではあるし、そのような制度になっている。

さて、そして今回の裁判である。今回の裁判は共和党が指摘するような「党派性」を越えて、アメリカの裁判制度がしっかりと機能したというように評価されているし、私もそう思う。今回は共和党に寄ったトランプ派の陪審員もいたらしいが、それでも全員一致の判決が出ている。このトランプ派の陪審員が判決を遅らせるような工作をすることができたにも関わらず、法律を優先させたと報道されている。今回は34の案件ですべて有罪がなされている。党派性とかを問うような裁判ではないし、陪審員がしっかりと制度に則って判決を下した。OJシンプソンの裁判の時のように陪審員は感情に支配されることもなく、事実に基づいて、自分の政治的考えを離れて、一市民としての責任をしっかりと果たした。最高裁よりよほどましである。

そういうことはユーチューブでニュース報道やコメントをみていれば明らかである。この支局長は、本当にジャーナリストなのか。こういう理解の浅いジャーナリストがトランプイズムに勢いをもたらしてしまうのだ。アメリカの(しっかりとした)ジャーナリストに比べると、あまりにもレベルが低いのではないか。愕然としたので、ここにブログ記事をアップさせてもらう。私は子供の頃から、朝日新聞のファンだし、朝日新書から本を出したこともあり、贔屓していたが、朝日新聞、大丈夫なのか。

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