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ドゥービーブラザース@武道館(4月17日) [ロック音楽]

ドゥービーブラザースのライブを武道館で観る。それほど期待していなかったが、期待を上回る質の高いライブであった。アンコールはなかったが、50年のバンドの歴史から、ほぼ代表曲を網羅した選曲(個人的にはEchoes of Loveは聴きたかったが・・)で、多くの観客は大満足したのではないだろうか。
 一曲目はデビュー・アルバムのA面一曲目の「Nobody」。そしてトム・ジョンストンの「Take Me In Your Arms」、マイケル・マクドナルドの「Here to Love You」、パトリック・シモンズの「Dependin’ On You」、トムの「Rockin’ Down the Highway」、マイケルの「You Belong to Me」と来たので、次はパットの曲かなと思ったら、新曲の「Easy」。おお、と思ったら次はパットの「South City Midnight Lady」。この曲、好きなんだよなあ。John のハープ・ギターがなんとも言えず、いい感じである。次は、ウドーさんへの感謝の曲という紹介の後、「Clear as the Driven Snow」。Captain and Meからの選曲だが随分と渋い。次は、マイケルの「It Keeps You Runnin’」。オリジナルとは随分と違ったアレンジだ。マイケル、高音が出にくそうだ。そして、トムの「Another Park, Another Sunday」、「Eyes of Silver」と4枚目のアルバムからの曲が演奏される。次は「Better Days」「Don’t Ya Mess With Me」というニューアルバムからの二曲。結構、クオリティが高いので驚く。そして、マイケルの「Real Love」、前作品「World Gone Crazy」のタイトル曲、マイケルの「Minute by Minute」。そこからは「Without You」、「Jesus Is Just Alright」、途中「What a Fool Believes」を挟みはしたが、「Long Train Runnin’」、「China Grove」というドゥービーブラザースの黄金期のトム・ジョンストン節が炸裂する。中年以上がほとんどの武道館も大盛り上がりで、70歳台の親爺で、これだけ盛り上げられるというのも大したものだ。そして、アンコール。アンコールはパットの「Black Water」、マイケルの「Takin’ to the Street」、トムの「Listen to the Music」で幕を閉じた。
 あまり期待しなくて訪れたのが、50年の歴史がてんこ盛りの素晴らしいコンサートであった。

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