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久しぶりに成田空港の全日空での国際カウンターを利用したら、あまりのサービスの劣化に驚いた [地球探訪記]

ブラジルに行くので久しぶりに成田空港発の国際線を利用した。昨年も二回ほど海外に行っているが、両方とも羽田であった。利用したのは全日空である。ブラジルまではアメリカ経由である。カウンターでチェックインをする。「ESTAかVISAのどちらで入国するのか」と聞かれたので「ESTA」と回答すると、「ESTAが登録されていない」と言ってくる。いや、そんな筈はない、と言ってコンピュータを取りだして、ESTAからの返信メールを見せると、「最近、ESTAの偽サイトがあるんで、そちらにされたんじゃないですか」と言ってくる。ESTAに登録されてないなら一大事である。しかし、ESTAのホームページにアクセスすると、どうもしっかりと登録されている。なんか、このカウンターの女性の方が「偽」なんじゃないか、と思ったので、悪いけど変わってくれ、と言う。
 いや、まず、ESTAに登録されていないような一大事の要因を私が勝手に「偽サイト」にアクセスすると短絡的に判断するような人は、私のチェックインの手続きでもどんなミスをやらかすか分かったもんじゃないからだ。そこで、違う人が対応してくれたが、この人もなんかいろいろと首を傾げたりしていて、あまり信頼できなかった。結局、当たり前だがESTAはしっかりと登録されていて、何が彼女に「ESTAが登録されていない」と思わせたのかは分からなかったが、どちらにしろ、ちょっと前までだったら全日空のカウンターではまず経験しなかったようなことを経験した。まるで、インドネシアかマレーシアのチェックイン・カウンターのようである。
 私も若者相手の仕事をしているので、最近の若者の劣化は目に余るものがあるな、と思っているが、まさか全日空にまで及んでいるとは想像の外であった。全日空なんて優秀じゃないと雇用されないだろう。その選りすぐりの社員でも、こんなに駄目かと思うと、本当に日本の将来が心配である。

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