谷川岳(日本百名山47座登頂) [日本百名山]
昨年の12月に足首を捻挫した。それ以来、初めての登山にチャレンジした。谷川岳ならどうにか登れるかも、ということでいろいろと不安はあったが挑戦してみた。難しければ、戻る覚悟をしてでの挑戦である。朝、5時ぐらいに家を出ようと思っていたのだが、なかなか寝付けず、結局、目が覚めたのは6時過ぎであった。ただ、急いで用意をして出発をしたら7時前に家を出ることができた。
オリンピック開催中ということや、四連休の最終日ということもあり、道路は空いており、谷川岳のロープウェイの駐車場に到着したのは10時前ぐらいであった。ロープウェイの運賃は往復で2100円。3分間隔で動いているので凄い輸送力である。ロープウェイに乗車したのは10時20分。15分で天神平駅に着く。その後、リフトに乗ると170メートルぐらいは標高で得をするが、そのまま歩き始める。高原植物が多く咲いていて目を楽しませてくれる
さて、ひさりぶりの登山ということもあり、丁寧にゆっくりと登っていく。登り始めてすぐ、ストックを車のトランクに置きっぱなしにしていることに気づくが後の祭りだ。これは、下りで足に来るだろうと予測するが、その予測は当たる。ただし、予測していた膝ではなく、太股に来たが。
その後、ガスは出るのだが、このときは天気も良く、随分と暑く、熱中症を気にするような感じであった。早めに経口補水液などを飲み、熱中症にならないように気をつける。しばらく行くと、リフトからのトレイルと合流し、さらにしばらく歩くと熊穴沢避難小屋に着く。11時15分だ。それからしばらく行くと、急斜面となる。ヒモもあり、鎖場もあり、なかなか厳しいが、登りに関しては鎖に頼らなくても登れる程度の斜度である。ただ、急斜面がずっと続くので太股には結構、厳しい。天狗の腰掛け岩を過ぎ、天狗の留まり場に着いたのが12時ちょうど。ここから山の方はクマザサの緑が絨毯のように広がり、美しい。
ここらへんから雲が発達してきて、展望は得られなくなるが、涼しいのはちょっと助かる。そのまま肩の小屋に行き、休むかとも考えたが、一瞬、晴れ間が雲の中に見えたので一気に登ることとする。とはいえ、ここらへんで太股が相当、張ってくる。膝のサポーターを太股に巻くと状況はよくはなった。しかし、ここで痙攣すると、あとあと大変なことになるので、だましだまし歩いて行く。トマの耳までは、ここからだとすぐ。登頂したのは13時ちょうど。ここで休憩とし、昼食を取る。タイツの上から筋肉痛のためのサロンパスのスプレーを吹く。30分ほど滞在したが、雲が凄い勢いでまた視界を遮り、ほとんど何も見えなかった。さて、そこからオキの耳まではアップ・ダウンのある岩場を15分ほど行く。登頂時は13時45分だ。最終のロープウェイの時間は17時ということで急いで帰路に着く。
帰路の下山時は、もう太股との格闘だ。ただ、ちょっと休めば状況は改善するので、時間はかかるがゆっくりと降りればいいだけの話である。天狗の留まり場を通過したのは14時20分。そして、天狗の腰掛け岩ではゆっくりと休憩。到着時は15時。そこからは太股への負担も特になく降りられたので、天神平駅に到着したのは15時45分であった。
四連休の最終日ということもあり、ハイキング的な格好で登っている人を数人、見かけた。鎖場などは、降りることに難儀をしていて、見ていてハラハラさせられた。谷川岳はアクセスがいいので、ちょっとハイキング気分で来られる人も多いのかもしれないが、リフトで天神峠に行くぐらいで留めた方がいいのではないだろうか。ロープウェイで高度は稼げるが、この登山は結構、厳しい。同じ百名山でも八幡平、筑波山、霧ヶ峰、大台ヶ原などとは全然、違う。というか、ちゃんとした登山である。
その後、湯テルメ・谷川で汗を流したが、この町営の温泉施設はとてもよかった。
ロープウェイから東にある朝日岳の方角を望む
ロープウェイの天神平駅周辺はワイルドフラワーが咲き乱れていて、目に楽しい
ロープウェイの駅からしばらくはブナ林の中を歩いて行く
木道が整備されていて、急登が始まるまでは歩きやすい
急登は始まると、以後、ほとんど同じような斜度が続く。これは相当、きつい。
天狗の留まり場から上は笹に覆われた緑が眩しい
天狗の留まり場から肩の小屋までも急坂が続く
とりあえず証拠写真
これも証拠写真
トマの耳からは360度の展望が得られるらしいが、雲でほとんど何も見えず
たまに雲の合間から雄大であろう景色の一部を見ることができる
天狗の腰掛け岩周辺。熊穴沢避難小屋からは階段を上るような急登。初級者には厳しい山かと思う。
天狗の腰掛け岩から南東方向を望む
登山後の温泉は谷川温泉の湯テルメ・谷川がいいかと思う。露天風呂は野趣溢れる。
オリンピック開催中ということや、四連休の最終日ということもあり、道路は空いており、谷川岳のロープウェイの駐車場に到着したのは10時前ぐらいであった。ロープウェイの運賃は往復で2100円。3分間隔で動いているので凄い輸送力である。ロープウェイに乗車したのは10時20分。15分で天神平駅に着く。その後、リフトに乗ると170メートルぐらいは標高で得をするが、そのまま歩き始める。高原植物が多く咲いていて目を楽しませてくれる
さて、ひさりぶりの登山ということもあり、丁寧にゆっくりと登っていく。登り始めてすぐ、ストックを車のトランクに置きっぱなしにしていることに気づくが後の祭りだ。これは、下りで足に来るだろうと予測するが、その予測は当たる。ただし、予測していた膝ではなく、太股に来たが。
その後、ガスは出るのだが、このときは天気も良く、随分と暑く、熱中症を気にするような感じであった。早めに経口補水液などを飲み、熱中症にならないように気をつける。しばらく行くと、リフトからのトレイルと合流し、さらにしばらく歩くと熊穴沢避難小屋に着く。11時15分だ。それからしばらく行くと、急斜面となる。ヒモもあり、鎖場もあり、なかなか厳しいが、登りに関しては鎖に頼らなくても登れる程度の斜度である。ただ、急斜面がずっと続くので太股には結構、厳しい。天狗の腰掛け岩を過ぎ、天狗の留まり場に着いたのが12時ちょうど。ここから山の方はクマザサの緑が絨毯のように広がり、美しい。
ここらへんから雲が発達してきて、展望は得られなくなるが、涼しいのはちょっと助かる。そのまま肩の小屋に行き、休むかとも考えたが、一瞬、晴れ間が雲の中に見えたので一気に登ることとする。とはいえ、ここらへんで太股が相当、張ってくる。膝のサポーターを太股に巻くと状況はよくはなった。しかし、ここで痙攣すると、あとあと大変なことになるので、だましだまし歩いて行く。トマの耳までは、ここからだとすぐ。登頂したのは13時ちょうど。ここで休憩とし、昼食を取る。タイツの上から筋肉痛のためのサロンパスのスプレーを吹く。30分ほど滞在したが、雲が凄い勢いでまた視界を遮り、ほとんど何も見えなかった。さて、そこからオキの耳まではアップ・ダウンのある岩場を15分ほど行く。登頂時は13時45分だ。最終のロープウェイの時間は17時ということで急いで帰路に着く。
帰路の下山時は、もう太股との格闘だ。ただ、ちょっと休めば状況は改善するので、時間はかかるがゆっくりと降りればいいだけの話である。天狗の留まり場を通過したのは14時20分。そして、天狗の腰掛け岩ではゆっくりと休憩。到着時は15時。そこからは太股への負担も特になく降りられたので、天神平駅に到着したのは15時45分であった。
四連休の最終日ということもあり、ハイキング的な格好で登っている人を数人、見かけた。鎖場などは、降りることに難儀をしていて、見ていてハラハラさせられた。谷川岳はアクセスがいいので、ちょっとハイキング気分で来られる人も多いのかもしれないが、リフトで天神峠に行くぐらいで留めた方がいいのではないだろうか。ロープウェイで高度は稼げるが、この登山は結構、厳しい。同じ百名山でも八幡平、筑波山、霧ヶ峰、大台ヶ原などとは全然、違う。というか、ちゃんとした登山である。
その後、湯テルメ・谷川で汗を流したが、この町営の温泉施設はとてもよかった。
ロープウェイから東にある朝日岳の方角を望む
ロープウェイの天神平駅周辺はワイルドフラワーが咲き乱れていて、目に楽しい
ロープウェイの駅からしばらくはブナ林の中を歩いて行く
木道が整備されていて、急登が始まるまでは歩きやすい
急登は始まると、以後、ほとんど同じような斜度が続く。これは相当、きつい。
天狗の留まり場から上は笹に覆われた緑が眩しい
天狗の留まり場から肩の小屋までも急坂が続く
とりあえず証拠写真
これも証拠写真
トマの耳からは360度の展望が得られるらしいが、雲でほとんど何も見えず
たまに雲の合間から雄大であろう景色の一部を見ることができる
天狗の腰掛け岩周辺。熊穴沢避難小屋からは階段を上るような急登。初級者には厳しい山かと思う。
天狗の腰掛け岩から南東方向を望む
登山後の温泉は谷川温泉の湯テルメ・谷川がいいかと思う。露天風呂は野趣溢れる。