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コロナ脳批判の背景を考察する [サステイナブルな問題]

最近、コロナ脳を批判する人達が日本において増えている。不思議なのは、このコロナ脳批判の議論は国際的にはほとんど異端であるにも関わらず、日本では幅を効かせているということだ。いや、完全に異端という訳ではない。ブラジルの大統領は、コロナ脳批判を繰り返している。そして、自分も罹患してしまった。ただ、その後も意見をあまり変えていないようだ。ある意味、信念の人かもしれない。あと顕著なのは、トランプ政権とその支持者達である。5月頃は、コロナで自粛したりする州(特にニューヨーク州など)を政策的な失敗と批判していて、今、まさにコロナ脳とカテゴライズされるコロナ自粛派を批判というか、罵詈雑言を浴びせている人達とほとんど同じことを言っていた。特にフロリダ州のデサンティス知事やテキサス州のアボット知事などである。7月の今、両州とも驚異的にコロナ患者が増え、ヒューストン市などでは病院のキャパオーバーとなり、まさに緊急事態である。フロリダ州はアメリカ合衆国を含めてだが、国として捉えると4番目の新規感染者数を記録している。
 コロナはただの風邪、みたいなことは、まさにアメリカのコロナ脳批判者側がずっと言っていたことで、コロナ脳批判者の意見には既視感を覚える。ということは、2ヶ月後には日本も相当、コロナが流行していることが考えられる。
そして、ついにトランプは先日、コロナは危険であり、しっかりと抑制させなくてはいけない、マスクもしなくてはいけないとホワイトハウスの記者会見で述べた。自分のこれまでのコロナウィルスに対する考え方を公に改めたのである。トランプが、このように煮え湯を飲むことになったのは、コロナウィルスがアメリカにおいて猛威を奮っているからである。コロナによる死者数が14万人を越えた現状において、これ以上、コロナ脳批判を繰り返していると、11月の大統領選において惨敗することが目に見えているからだ。
グローバル化することでメリットとデメリットが双方あるが、こういう輩達の意見がおかしいということが、他国が辿った道を知ることで分かるということはメリットであろう。おそらく、こういう情報を流している人達の一部はお金をもらって発信しているだろう。アメリカにおけるSNS等を通じたフェイク・ニュース発信者と同様に、そういうビジネスがあるのだと思われる。そういう人達の意見は無視していればいいのだが、結構、インテリもだまされたりするので気をつけなくてはならない。ホリエモンとかはまず相当の確率で、あのように発言することでお金が懐に入っているような気がする。くれぐれもそのような発言には気をつけて、自分の頭でしっかりと考えることが必要である。鵜呑みをするのは危険である。まあ、そういう意味ではこのブログも同じ位置づけかもしれないが。

タグ:コロナ脳
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