SSブログ

フロリダ州のコロナウィルスの新規感染者数が昨日だけで10000人を越えた [トランプのアメリカ]

7月5日、フロリダ州でコロナウィルスの新規感染者数が10059人となった。これで、フロリダ州は新規感染者数が12日連続で5000人を越えている。フロリダ州のコロナウィルスの感染者数は200111人。6月5日の感染者数は61488人から猛スピードで増えている。また、テストによる陽性率のこれまでの総計では9.1%であったが、昨日は17%を越え(CNNのニュースに基づく)。死者数は3731人である。昨日亡くなった人は29人である。
ちなみにフロリダ州の人口は2148万人。ほぼ日本の人口の6分の1である。さて、昨日の日本の新規感染者数は234人。フロリダ州は人口当たりでは日本の250倍。総数では60倍もフロリダ州は多い。陽性率は東京で0.1%、大阪で0.17%なのでこの数字をみても、また日本も別に余裕が持てるような状況ではないことを考えるとフロリダ州がいかに酷いか、まさに阿鼻叫喚を呈しているような悲惨な事態に陥っていることが分かる。
このコロナウィルスが流行り始めた3月頃、フロリダ州民は州知事を初め、トランプ大統領の「そのうち奇跡のようになくなる(One day, it’s like a miracle, it will disappear)」(2月27日)根拠のないフェイク・ニュースを支持し、ソーシャル・ディスタンシングもマスクもすることを拒んだ。そして、それを得意気に自慢する人達が多く、テレビの取材に応じていた。こりゃ、大変な人達だな、と思っていたら、本当に燎原に放たれた火のように凄い勢いで広がり始めている。
コロナウィルスはそれを軽視する人には容赦しない。ということを、フロリダ州のデータをみていると再確認させられている。ちなみにアメリカ合衆国で現在、指数関数的に患者数が伸びているのはフロリダ州だけでなく、テキサス州、アリゾナ州などもそうである。

nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0