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トランプの支持率が急下降している [トランプのアメリカ]

3月26日、コロナウィルスの感染が広がる中、トランプ大統領の支持率は47.3%にまで急上昇する。それまでは就任直後の46%が最高であったので、トランプ大統領の三年間ちょっとで最も支持率が上がった。これは、以前のブログでも述べたことだが、国家的危機において政府を支持するという「A Rally Around the Flag Effect」と呼ばれるアメリカ人の行動パターンの一つである(話は横に逸れるが、日本人は危機に政府を支持しなくなる傾向がみられる)。
 それはともかく、そのトランプ的に史上最高の支持率を得た後、二週間後の4月10日には44.9%にまで急低下した。これは、トランプがまったくもってコロナウィルスの感染拡大にしっかりと対応できていないからである。
https://www.realclearpolitics.com/epolls/other/president_trump_job_approval-6179.html
 大統領選の遊説では、「私だけが(このアメリカを)直すことができる(I alone can fix it)」と豪語していたトランプだが、このコロナウィルスで連邦政府が対応できない言い訳を「我々は裏方だ(We are a backup)」としている。この情けなさは何なんだろう。
 この状況を知りたい人はセス・マイヤーの昨日の番組の2分10秒ぐらいのところで見ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=T1nlr2wEKj4
 木村太郎アナウンサーを始めとして、日本人はトランプのデタラメさ加減をあまりにも過小評価している。というか、原寸大のトランプを理解していないことは、国際的には無教養にも等しいことは自覚しておいた方がいいと思う

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