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ハローエンドロール『ホライゾン・ブルー』 [ロック音楽]

最初にこのバンドの名前を聞いた時、Hello Endrollかと思い、なんてお洒落なバンド名なんだと感心した。だって、いきなりEndrollにハローですよ。Goodbye Episodeみたいな、この言葉遊び的なセンスに溢れたネーミングにこれはただ者ではないと思った。そしたら、Hello and Rollという、まあストレートで捻りもないバンド名だった訳です。
ということで、最初にハードルを上げたこともあり、ちょっと残念感をもちながらこのデビュー・アルバムを聴く。まず、ボーカルの透明感はいい。聴いていて癒やされる。ついでにいうと、このボーカルのルックスも透明感に溢れている。そして、歌詞もいい。「キラキラ」の「後悔の夜を泳ぎ切って」などは、なかなかの才能を感じさせる。このリーダーである平山織愛のキャラクターがこのバンドの音楽として具象化しているのだろう。ただ、そのキャラが魅力的なので、聴いていても心地よい。まあ、いい意味でも悪い意味でも明治学院大学卒のバンドっぽい。つまり、芯が細そうでいてしなやかで、しかし、なんか洗練されている、という感じである。明治学院大学で15年間教えていた私としては、まあ身贔屓したくなるキャラである。
全部で7曲。ただ、まだ聴いている回数が少ないので、無責任なことを書くのは何だが、印象に残ったのはオープニングの「群青」と「キラキラ」かな。どこかIndigo Girlsを彷彿させる。


Horizon Blue

Horizon Blue

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ORIGAMI RECORDS
  • 発売日: 2019/07/10
  • メディア: CD



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