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岸田繁を京都は寒梅館で観て、次いでにホームカミングスも観る [ロック音楽]

岸田繁が京都でコンサートをする。ということで同志社大学の寒梅館まで見に行く。さて、これは本当はホームカミングスで岸田繁がちょっとゲスト出演をするというものであったのだが、ホームカミングスは同窓会のような意味を持つので、これは岸田繁が京都で凱旋的なコンサートをするのだろうと思って行ったら違った。とはいえ、前座を務めた岸田は「ブレーメン」、「東京」、「琥珀色の街、上海蟹の朝」などの代表曲をガットギターだけで弾き語りをした。これは、これでなかなか貴重だ。値段が2500円ということを考えると、これだけで元を取れたかな、という感じである。その後、休憩を挟んでホームカミングス。このバンドはほとんど情報がなかったが、4人編成で3人は女性、男性は1人という構成。何か演奏技術的にはパッとしないし、ベースのアレンジの工夫のなさ、男性のギターが演奏する際、足を上げたり膝を曲げたりしているのが何とも格好悪くて、こんなギターを格好悪く演奏する奴は素人でもいないなと思ったりしたが、ボーカルの畳野という女性の声は素晴らしくよくて、この透明感溢れるボーカルとIndigo Girls的な良質な楽曲が強い印象を残した。バンドはボーカルが素晴らしいのと、バックがテクがなくても控え目にボーカルの邪魔をしなければ、そこそこやっていけるなと思わせた面白いバンドである。最後のアンコールで畳野が岸田繁のギターのバックだけで「男の子、女の子」を演奏したのだが、これはわざわざ観る価値があるだけの素晴らしいものであった。

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