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成田空港発のフライトにぎりぎり乗ることに成功する [地球探訪記]

成田空港9時50分発のフライトに乗ることになった。フィンランド航空である。3月に自動車を購入したので、それで行こうと考えた。これは、自動車で行くのが時間的にも速いし、また重い荷物を持っていくには好都合であるからだ。さて、しかし、免許証が入っている名刺入れが見つからない。家捜しをしたのだが、全然出てこない。無免許運転をするのは流石に抵抗があったので、タクシーで品川まで行き、そこから成田エクスプレスで行こうと判断して、家を出る。しかし、家のそばを走るバス通りは、通常はタクシーがすぐ拾えるのだが、どうも拾えそうにない。これは、不味い事態だ、ということで都立大学の駅まで歩いて行く。まだ7時なので幸いそれほど混んでない。さて、東横線に取りあえず乗ってから、路線検索をした。すると、都立大学→中目黒→恵比寿→品川→成田空港(成田エクスプレス)を推奨してくる。ただ、これだと8時58分着になる。流石に一時間を切ってのチェックインは不味い。そこで、一つ前のをみると、都立大学→中目黒→上野→成田空港(新京成)が出てくる。これだと8時45分に着くので、ちょっとは早い。ぎりぎり一時間前に着くことができる。ただし、中目黒を7時11分発の日比谷線に乗らなくてはならない。これは万事休すか。しかし、この路線検索だと上野駅の乗り換え時間に13分ほど取っている。私が乗ることになる日比谷線は7時16分発なので5分ほど遅い。とはいえ、急いで乗り換えれば8分でどうにかなるだろうと思った。

さて、ただ日比谷線の上野駅から京成上野駅まではちょっと距離がある。失敗は出来ないということでネットで地図をみる。若干の不安がある。切符を購入する手間などを考えると8分というのは短いのではないか。できれば日暮里駅で乗り換えた方がスムーズなのではないか。しかし、日比谷線の上野駅からJRの上野駅に乗り換えて、さらに日比谷駅で乗り換えるとなると、これはもう間に合わないであろう。日比谷線は人形町とか八丁堀とかに寄るなど、上野駅に行くのに相当、遠回りをする。できれば日暮里駅、上野駅どちらに行くにしても日比谷線ではないルートを取った方がいいであろう。銀座線も日比谷線ほどではないが遠回りであるのと、何しろ駅数が多い。霞ヶ関駅か日比谷駅で降りてすぐタクシーが拾えればいいが、拾えなかった場合はもう観念しないといけない。

そこで路線検索には出てこないルートであったが、日比谷駅から有楽町駅まで歩くというルートを考える。これは日比谷(有楽町)から上野駅までの駅数が山手線の方がずっと少ないからである。乗り換えのロス、電車の待ち時間という要素はあるが、それでもここはギャンブルすべきでないかと考えた。なるべく前の車輌に移動して、トランクを持ったまま、日比谷駅から有楽町駅まで走った。これは55歳という年齢には相当キツかったが、どうにか7時39分の山手線に乗ることができた。有楽町から日暮里までは14分なので、これだと7時53分に着く。日暮里駅発は8時5分なので間に合うだろうとちょっとホッとする。日暮里駅でチケットを買うのに時間はかかるのが心配であったが、この日は比較的スムーズに購入することができた。念のために、成田空港のチェックインカウンターに電話をしようとしたのだが、成田空港の代表に電話をしても、そのような電話番号は教えないとのこと。フィンランド航空の東京事務所に連絡したらが、営業時間外という録音テープを聞かされるだけであった。

成田空港ではほぼぎりぎりであったが、ちょうど一時間前にチェックインができ、無事、荷物を預けることもできた。ということで、路線検索で間に合わなくても、いろいろと工夫をすれば、それよりも早い時間で目的地に到達することを今日は身をもって証明したような気分である。ということで、ブログに記させてもらう。





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