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71歳でドイツ語を始められた方のお話にちょっと感動する [教育論]

実は上智大学の社会人講座で「ドイツ語」の講義を受講しています。これまで飲みの誘いを何回か受けていたのですが、ずっと断っていました。しかし、流石に何回も断るのも申し訳ない気分になったので昨日、忘年会に参加しました。講師の先生も出席されていましたが、1人を除くと皆、先生よりも年輩、というか最高齢は83歳です。彼は71歳でドイツ語を習い始め、もう1人の方も65歳で始められたそうです。私は実は45歳から初めて、なんて無駄なことをしているのだ、と自分に呆れるところがない訳ではありませんでしたが、全然、若いじゃん、ということに気づきました。

83歳の方はヤクザの世界にも足を突っ込んだことがあったそうですが、現在はドイツ語検定の2級にチャレンジしています。そして、「勉強をすることが楽しいことを知ったのが嬉しい」と言います。ちょっと感動しました。こういうことを若かった自分に言い聞かせたいと思うし、学生にも伝えたいと思うのですが、なかなかうまくいきません。しかし、勉強する動物は人間だけですし、また、勉強することは大学以外にも多く存在しますが、勉強をすることを存在目的にしている機関は大学ですよね。そう思うと、大学って貴重です。ただ、私が学生の時はそういうこと、全然、気づかなかったですし、勉強つまんなかったですが。
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