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『目にあまる英語バカ』 [書評]

あまりにもストレートなタイトル、ふざけた表紙のデザインから、それほど期待もしないで読んだのだが、この本は興味深い。英語学習の根源的な問題点を見事に突いている。英語バカを揶揄してはいるが、英語を学ぶことを本質的に理解していない多くの人達への警鐘の本として、大変有益な示唆に富んでいる良書であると思う。また、なぜ日本人が英語を話せないか、という分析もとても鋭いと思われる。英語を学習することへ疑問を感じている人、英語がなかなか上手くならなくて悩んでいる人、英語コンプレックスにいたたまれない気持ちを抱いている人は、是非とも本書を読むといいと思われる。


目にあまる英語バカ

目にあまる英語バカ

  • 作者: 勢古 浩爾
  • 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 2007/03/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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