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狂気のトランプ政権によるテロでっち上げ「ボーリング・グリーン大虐殺」 [トランプのアメリカ]

 トランプ政権のオルターナティブ・ファクト(真実の代替)はまともな人の神経を逆撫でしまくっているが、1月29日のテレビ取材でケリーアン・コンウェイが発言した「ボウリング・グリーン大虐殺事件」は、洒落にならない一線を越えたものとなってしまった。なぜなら、マスコミが虐殺事件を取り上げるのを怠っているというトランプ大統領の発言を受けて、コンウェイ大統領顧問が、具体的にその例として、オーランドやサンバナディーノの無差別殺人事件などの幾つかの事例をマスコミに訴えたのだが(ちなみに、これらの事件はしっかりと報道されている)、それに加えて「ボウリング・グリーン大虐殺事件」という存在しない事件を挙げたからである(下記参照)。というか、NBCの取材者も突っ込むべきであるのに、あまりの出鱈目さに唖然としてしまっている。

https://www.theguardian.com/us-news/video/2017/feb/03/kellyanne-conway-bowling-green-massacre-trump-refugee-ban-video

存在しない事件を挙げるというのは、あまりにも滅茶苦茶であるし、「オルターナティブ・ファクト(真実の代替)」という言葉をつくった本人の口から出たこと、そしてその人が大統領顧問であることを考えると、これは悪い冗談を超えて、許し難い罪であろう。流石にアメリカ人もこれには相当、呆れ果てているようであるが、救われるのはボーリング・グリーンの人々は、この大虐殺をギャグにしていることである。というか、地域づくりに使おうとしようとしているのは救われる(下記参照)。

http://edition.cnn.com/videos/us/2017/02/08/exp-bowling-green-massacre-never-happened-martin-savidge.cnn
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