SSブログ

大統領令の背景にみえた真に恐ろしいトランプ政権の実態 [トランプのアメリカ]

トランプ大統領が難民・移民の受け入れ停止や凍結などを命じる大統領令を出すことで世界中は混乱が生じている。まあ、それ自体も随分と驚きだが、本当に驚愕の事実はジェームズ・マティス国防長官、ケリー安保長官、ティラーソン国務長官に事前への通知、相談が一切なかったことである。NBCのニュース番組「モーニング・ジョー」で報じている。その理由は、31歳という若き大統領補佐官のスティーフン・ミラーによれば、彼らに相談するとテロリストに漏れる恐れがあるからだそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=f96zOVtlzns参照)
つまり、今回の難民・移民の受け入れ停止や凍結などを命じる大統領令は、スティーブン・バノン首席戦略官やスティーフン・ミラーによって練られて、アメリカの英雄でもあるケリー安保長官やジェームズ・マティス国防長官、さらには国務長官にも相談せずにトランプの独断によって決定されたのである。今回の大統領令自体も、実際のテロリスト輩出国であるサウジアラビアやエジプト、UAEが対象とならず、アメリカでテロをした実績がゼロである国を指定したり、さらに大統領令を守る必要はないと主張したサリー・イエーツ司法長官代理を更迭したりと、デタラメさは天才バカボン並みというか、天才バカボンのおまわりさん並みではあるが、この重鎮の人々と相談さえしなかった、ということこそが最大の問題であり、また、今後のトランプ政権がもたらすかもしれない未来の暗黒さを示唆している。

nice!(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2