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キューバ大使館を訪れたら、あまりにも牧歌的で驚いた [地球探訪記]

 キューバを8月に訪れる。キューバに行くのはちょっと面倒だ。まず、ビザはいらないがツーリスト・カードが必要だ。さらに、アメリカ系以外の旅行保険に入っていることが必須である。したがって、例えばATUのような旅行保険に入ってもキューバは入国させてくれない。
 旅行保険はカード会社のものに入っている。したがって、それを証明する英語かスペイン語で書かれた書類を出さないといけない。これは、カード会社に連絡をすると送ってくれるが、そのために日数を要する。ちょっと注意をしないといけない。
 もう一つはツーリスト・カードだ。これはどうもネットからでも申請ができるようなのだが、キューバ大使館は勤務先のそばなので、直接訪れることにした。麻布十番のそば、最寄り駅でいうと赤羽橋駅の東麻布にキューバ大使館はある。さて、住所を頼りに訪れると、そこは、なんか大変しょぼいところであった。みすぼらしい地元の歯医者ぐらいの待ちスペースに、窓を仕切りとして、事務スペースもまた大変狭いものであった。トータルのスペースでも五反田のブラジルの領事館の待ち合わせスペースにも及ばないであろう。それぐらいの小ささである。そして、そこで働いていたのは日本人の高齢の女性であった。
 多くの人が待っているのだが、整理番号も配られていない。適当に待っていなさいという感じである。ここらへんはキューバに行こうと考えるような物好きな日本人は、さすがに鷹揚としていて、皆、順番通りに申請を行っていた。ちょっと日本人が好きになるような秩序のよさがここでは保たれていた。
 さて、話が前後するが、申請書にはパスポートとパスポートのコピー、それに5センチ×5センチの写真が必要だ。写真を持って来忘れた私は、近くの写真屋で撮影しようと大使館を出た。とはいえ、東麻布の商店街には写真屋はなく、麻布十番の写真屋まで行った。大使館に着いたのは11時のちょっと前だったのだが、写真を撮影して戻ったら11時40分ぐらいなのに、もう受付は午後13時でないとしないとのこと。しょうがないので、昼食を取って、喫茶店で仕事をして、13時に戻った。それからも1時間以上は待たされたのだが、キューバに詳しい旅行代理店のおじさんがいたので、いろいろと情報を収集できたのがよかった。特に印象に残ったのは次の2点。1)飛行機のチェックインは出発3時間前に終わる。つまり、絶対、出発3時間前には行かなくてはいけない、ということだ。
2)ツーリスト・カードの半券を紛失すると出国できなくなる。
 また、ハリケーンだと平気で飛行機とかが運休になるということだ。私は結構、タイトなスケジュールを組んでいるので結構、心配だ。
 3時間以上かかってできたツーリスト・カードは、本当に粗末なものであった。しかし、これを滞在中に失うと帰ってくることができない。ちゃんと保管をしないと。
 

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