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エアフルトに泊まる [地球探訪記]

コットブスから、翌日の朝9時までにフランクフルト空港に着かなくてはならない。コットブスからだと始発でも無理だ。本当は、その日のうちにフランクフルトまで行きたかったのだが、フランクフルトのホテル代がべらぼうに高いので、その途中にあるエアフルトのホテルに泊まる。エアフルトまで行けば、朝6時の列車に乗れば間に合う。エアフルトは2回目である。

私のドイツ人の都市計画家の友人に以前、「ドイツで一番好きな都市はどこか?」と尋ねたことがある。ちなみに彼はドイツの都市を隅々まで知っているような造詣の深い都市研究者である。私はどこだろう?大都市であればベルリン、50万人クラスだとブレーメン、住んでいたこともあるがデュッセルドルフ、シュツットガルト、ドレスデン、20万人クラスだとレーゲンスブルク、ミュンスター、ハイデルベルグ、フライブルクとかであろうか。さてさて、このドイツの都市の専門家が何と答えるかとわくわくして気構えると、彼は「エアフルト」と答えたのである。え!エアフルト。私はこの答えがとても意外であった。エアフルトといえば、クリスマス・マルクトと2つの塔のある教会と、橋が有名なくらいである。私は訪れたことがあったが、それほど感動はしなかった。まあ、これはその前後にアイゼナッハとかヴァイマールを訪れていたからかもしれない。
 さて、しかし、久し振りに訪れたエアフルトは、なんかとてもいい感じに映った。以前、訪れた時に比べて都市デザイン事業が随分と進んでいて、日が暮れていたこともあるが、なんか19世紀に戻ったかのような雰囲気である。戦災を受けなかったチューリンゲン州の都市群は本当に素場らしい都市景観を有していることを改めて気づかされる。今回は、寝るだけで訪れたが、今度、機会があればゆっくりと訪れたいと思う。

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タグ:エアフルト
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