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スター・ウォーズを観て、宇宙人などのキャラのデザインを円谷プロに発注すべきだと思う [映画批評]

 スター・ウォーズの最新作「ウェイク・オブ・フォース」を観る。悪と正義とが交叉する、キリスト教的な絶対的な価値がないところが、スター・ウォーズの物語性のいいところである。スター・ウォーズの第一作で出てきたレイア姫やハンス・ソロ、スカイウォーカーなどが年を経て出てくるところは、私のように40年前にスター・ウォーズを観たものにとってはちょっと嬉しいが、レイア姫とか本当に普通のおばさんになっていて、お姫様のこうカリスマがほとんどなかった。というか、レイア姫の時点でまったくオーラがなくてミスキャストだと思っていたが、まあ、おばさんになっても王女的な権威がなくて、校長先生ぐらいのカリスマしかない。それに比べるとハンス・ソロのハリソン・フォードは毅然としていて格好よかった。
 さて、ストーリー的には実はそこそこ楽しめたのだが、何しろ宇宙人やロボットのデザインの悪さが相変わらず個人的には気になる。中学生の時に見た時にもC3POのだささには呆れたが、最新作でもまったくロボットも宇宙人もイケテいない。というか、魚とは虫類から発想し過ぎである。私を始めとした日本人はウルトラマンやウルトラセブン、仮面ライダーなどで素場らしく創造的で格好いい宇宙人や怪人などに見慣れているので、スター・ウォーズの宇宙人のダサさが本当に気になるのである。ペガサス星人やバルタン星人、ジャミラ、エレキングのような、こう衝撃的で脳裏に残るような宇宙人を是非ともデザインして欲しい。というか、デザインできないのであれば円谷プロとか日本人に外注すべきである。円谷プロが存在するかどうか分からないが、本当、スター・ウォーズを観るといつもここが一番気になる。こういうことを指摘する人を私はあまり知らないので、ここで記させてもらう。


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