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格安航空会社で台湾まで飛んだのだが、サービス・レベルがよくて驚く [地球探訪記]

 台湾の会議に招聘された。なんと、私が学生とつくった「ユルドル商店街勝手に盛り上げ隊」の話をしてくれ、との依頼だ。そんなものの話のために、わざわざ日本から呼ばなくてもいいのに、と思いつつも、有り難く承諾して、台湾に行くことにした。
 先方からScootという航空会社のEチケットがメイルで送られてきた。成田空港—桃園空港の片道切符で、値段は15000円である。新幹線で東京から大阪で行くような値段の安さに驚いたが、まあサービスは劣悪であろうと考えて、まったく期待しないで航空機に乗った。そしたら、予想に反して、サービスはまったく遜色がなく、アメリカの航空会社なんかよりは遙かにいいぐらいであったので二度、驚いた。
 まず、座席だが、なぜか前方のビジネス・クラスといったら褒めすぎかもしれないが、プレミアム・エコノミーなみの座席があてがわれていた。15000円でこの座席というのは不思議だが、まあ、快適である。そして、食事など出る訳がないだろう、と空港で軽く食べたぐらいだったのだが、しっかりと食事とドリンクのサービスがあった。ドリンクは一杯目に関しては無料で、ビールやワインまでも供していた。食事は美味しいとはいえないかもしれないが、チキンとご飯と野菜を蒸したような料理は、アメリカの航空会社の機内食よりははるかに食べられた。
 さらに、スチュワーデスだが、ボディ・コンシャスのユニフォームはまるでアンナ・ミラーズのような感じだが、皆、若くてはきはきしていて、英語も流暢で悪くない。これなら、高い料金を払って、日本航空などに乗らなくてもいいじゃないか、とさえ思うぐらいだ。いや、しかし、これで採算が取れているのだろうか。いろいろと考えさせられるが、これを一度、経験したら、格安航空から逃れられないのではないか。格安航空は、これまでなかったほど海外旅行の敷居を大きく下げているのでないか、と思う。

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