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マッド・マックス:怒りのデス・ロード [映画批評]

マッドマックスの最新作を観る。荒涼とした風景を舞台に、水を占有しているボスが多くの人を奴隷のように従わせている近未来の物語である。「北斗の拳」のような内容である。この映画のストーリーは極めて単純だが、その未来像がとても面白いし、ファッショナブルである。特に戦いの時に、ヘビメタを演奏するためだけの車が出ているところや、若い戦士が銀のスプレーを口に吹きかけるところや、ボスの女奴隷達の美貌などが興味深い。ただ、初期のマッドマックスを演じていたメル・ギブソンの方が、本作のマッドマックスよりもずっと似合っていた。一方で女性ヒロインのシャーリーズ・セロンは凄い存在感である。彼女の演技は相当よく、マッドマックスが完全に食われていたように思われる。この映画は、何しろ映像美が素場らしい。それだけでも大いに楽しめる映画であろう。


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