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ウォリアーズが40年ぶりに優勝したことを歴史的に考察してみる [都市デザイン]

ゴールデンステート・ウォリアーズが40年ぶりに優勝した。優勝から遠ざかっていたチームが再び優勝を勝ち得た長さでいうと40年というのはNBA最長である(もちろん、優勝したことがないチームは除外している。そして、優勝したことがないNBAのチームはたくさん存在する)。最も長いのはシカゴ・ホワイトソックスで2005年に優勝したのは88年ぶりであった。こうなると、ほとんど人生一度しか経験できないマグニチュード8の大地震なみの珍しさである。次はボストン・レッドソックスで2004年に優勝したのは86年ぶりであった。その次は意外だったのだがサンフランシスコ・ジャイアンツで2010年に優勝したのは56年ぶり。しかし、それから3回も優勝している。次はニューヨーク・レンジャーズの54年、シカゴ・ブラックホークスの49年である。

とうことで、もう40年ぶり(というか、私は1975年は生まれていたけど全然、ファンではなかったので実質的には初めて)の幸せを噛みしめているのだが、ファイナルに進出していないチームはどれくらい存在するのか。ちょっと調べてみた。
・ ロスアンジェルス・クリッパース(チームができてから45年)
・ デンバー・ナゲッツ(チームができてから39年)
・ ミネソタ・ティンバーウルフス(チームができてから26年)
・ シャーロット・ホーネッツ(チームができてから25年)
・ トロント・ラプタース(チームができてから20年)
・ メンフィス・グリズリーズ(チームができてから20年)
・ ニューオリンズ・ペリカンズ(チームができてから13年)

チームの設立年数を考えると、ウォリアーズ・ファンより惨めな思いをしているのはクリッパーズ・ファンぐらいだ。しかし、クリッパーズは相当の強豪となっている。ウォリアーズ・ファンとしては考えたくはないが、クリッパーズがファイナルに近い将来、進出する可能性は決して低くはないであろう。

さて、ファイナルに進んでからの「日照り年数」でいうと、ウォリアーズの40年を上回るチームは3チームあって、それはサクラメント・キングスの64年、アトランタ・ホークスの54年、ミルウォーキー・バックスの41年である。私はウォリアーズのファンをやっていて、これらのチームより惨めな思いをしていた。というのは、ウォリアーズはコンフェレンス・ファイナルへ進出したのも39年ぶりであったからだ。しかし、今、すべてそのような思いは払拭された。

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