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ロスアンジェルスがサンフランシスコを嫌いな理由を知る [地球探訪記]

ロスアンジェルスにいる。車を運転しながらラジオを流すのだが、音楽番組よりトークショーを聞くのが好きだ。今回もトークショーを聞いていたのだが、ホストはサンフランシスコの人達、フリスコの悪口を言い始めた。その内容が結構、興味深かった。

私はロスアンジェルスに4年弱、サンフランシスコに3年間住んでいるのだが、気分はもう完全にサンフランシスコ派であり、フリスコ気分である。自分もロスアンジェルスに住んでいたことがある癖に、ロスアンジェルスの悪口は自分でも言うが、サンフランシスコの悪口を言われるとムッとする。プロバスケットボールでもゴールデンステート・ウォリアーズは大好きだが、レイカーズのファンであったことは一度もない。ロスアンジェルスに住んでいた時は、ドジャーズの熱烈なファンであった。というか、プロ野球に興味を抱いていた期間は私の人生でも短かったので、ドジャーズしか熱烈に応援したプロ野球球団はない。当時の打順は全員、今でも記憶している。さて、しかし、今のドジャーズはどうでもいい。どちらかというとサンフランシスコ・ジャイアンツを応援しているくらいだ。

とういことで、圧倒的なサンフランシスコ派の私であるので、ロスアンジェルスの悪口のボキャブラリーは多い。「そもそもまともな都心がない。まともな都心がない大都市ほどつまらないものはない」。「人口密度が無駄に低く、エネルギーを無駄にする典型的な都市」。「お酒を飲むと飲酒運転をして帰宅しなくてはならない」。「水が不足すれば都市も蒸発する(ロスは北カリフォルニアから何100キロも水を運んでいて初めて成立している都市)。「消費だけで成立している享楽都市」。「渋滞ばかりで、人生の相当の割合を車の中で過ごさなければならない」。「食事が不味い」・・・・

さて、それではロスアンジェルスの人達は、サンフランシスコの人達をどのように悪く言っているのか。
「天気が悪い。霧ばかり」。「ビーチで泳げない」。「我々を見下している」。「我々を馬鹿だと思っている」。
ふうむ、なかなかサンフランシスコのことを悪く言うのは難しいということが分かった。まあ、ちょっとした妬みもあるのかもしれない。

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