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日本で働いていても、交渉になると英語を使う外国人は卑怯だと思う [グローバルな問題]

大学12年目で初めて、横浜校舎で講義。横浜校舎の教員ラウンジを使うのも始めて。さて、印刷をするのにコンピューターを使っていて、ちょっとトイレに行って戻ってきたら外国人の先生が使っている。隣のコンピューターが空いているのに!私が日本語で「すいませんが使っているんですけど」と言うと、英語で「I am extremely in rush」とか言ってきた。私は、こういう交渉事になると突然、英語を使うアメリカ人?の卑怯な対応にぶち切れて(だって日本の大学で教えていて日本語がしゃべれないことはあり得ないでしょう)、英語でまくしたてました。おそらく、彼女はこういう状況下だと英語をしゃべると日本人は卑屈になるという先入観があるんだろうな。勝手に利用中のコンピューターを使っているということよりも、英語をしゃべれば私が怯むだろうという、その姑息な考えに久し振りに怒りが爆発しました。

アメリカで問題があった時、交渉時に日本語しゃべる人はいないでしょう。楽天とか社用語を英語にしている企業とかがあるけど、語学は力ですからね。英語でコミュニケーションさせられるということは、バスケの選手なのに野球で勝負させられるような不利な状況に追い込まれるわけですよ。私は10年ぐらい海外で生活した代償として、英語で多少はしゃべられるけど、それでも語学でいろいろと不利な目に遭わせられているなと思うことが多いです。逆にいうと、このアメリカ人と覚しき先生は、交渉事で英語を使っていろいろと日本で得をしてきたと思うのです。だって、私は日本語でしゃべっているのに英語で返事をしたんですからね。本当に失礼な話だ。

しかし、流石に私の剣幕に驚いたのと、自分に明らかに非がある(隣のコンピューターが空いているのに、私が使っている方がちょっと速いというだけで、私の方を使おうとした)ということに後ろめたさがあったのか、謝罪をしましたが。しかし、私はコンピューターを使ったというのではなく、こういう交渉事に自分が有利な言語でしようとする、そういうふざけた態度に怒ったのですが、これは通じたかどうかは分からない。
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