『勝つための論文の書き方』 [書評]
鹿島茂が大学生を対象に論文の書き方をトレーニングしているプロセスで考えてきた、論理的な思考を伴う論文の書き方を解説している、いわばハウツウ本である。論文を殺人捜査に例えたり、推理小説のように面白くするといいなどたいへん分かりやすく、論文の書き方を教えてくれる。また、論文を書くというトレーニングは、いろいろとビジネスをするなど実生活にも役立つことも説明しており、論文をこれから書こうとする人には有益な内容に溢れている。
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