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ゴールデンステート・ウォリアーズの試合を観たぞ! [スポーツ]

私ごとで恐縮だが、私は1993年からゴールデンステート・ウォリアーズのファンである。もう20年以上も前からのファンである。1993年当時は、残念ながらランTMCの一人であるミッチ・リッチモンドがトレードに出された後ではあったが、ドラフト一位のクリス・ウェバーをトレードで獲得し、また、その前の年で獲得したラトレル・スプリーエルがスーパー・スターとして成長しつつあり、その未来は明るいものと思えた。この年はプレイオフには進出するものを一回選で負けたが、その後は強くなる一方であると私は楽観的に思っていた。しかし、その後、このチームは10年以上もプレイオフから見放される。NBAのドアマットとして、ほとんど笑いものであった。私の関心もどんどんと離れていった。

さて、そのようなファンとしては、このウォリアーズの三年間の活躍は本当に盆と正月が一緒に来たようにわくわくさせてくれるし、嬉しい。さて、そのなかでも今年は特別である。NBAのすべてのチームで最高勝率をあげ、カリーはMVPの最右翼である。そして、去年から8人の選手が残っているというのは、私がウォリアーズのファンをしてきた20年の中でも初めてであると思う。リーとイグアダラというオールスターがベンチ・スタートというチーム・ファーストの戦術を受け入れているチーム・ケミストリーのよさも強さの秘訣である。いやあ、ワン・フォア・オール的な考えなんて、ちょっと前のウォリアーズでは信じられないことだ。

ということで、ほぼ毎日、ウォリアーズの試合はチェックをしているし、ときためリーグ・パスで試合を観たりもしていたが、やはりここは生で観たい。ということで、インターネットでチケットを購入し(いやはや、本当に便利になりましたわ)、ウォリアーズのホームゲーム、対デトロイト戦を観てきた。アクセスだが、バーとだと駅から結構アリーナまで距離がある。とはいえ、駐車場は入るのも出るのも時間がかかるし、何より試合を観ながらビールが飲めないのでバートで行くことにした。さて、多くのファンがオラクル・アリーナを既に取り巻いている。以前であれば、ファンは義理で来ているか、相手のチームのファンが多かったような印象を受けていたが、今日はもうファンまで自信を持っていて、とても楽観的でいい感じだ。私は迂闊にもバックパックを持っていってしまったのだが、これはバッグチェックを受けなくてはならないことを知った。このバッグチェックは随分と長蛇の列である。今後、オラクル・アリーナに行く人は、荷物はポーチに入るぐらいに制限することを自分の失敗からもお勧めする。

さて、試合はボーゲット、カリー、トンプソン、バーンズ、グリーンの先発で始まった。デトロイトは既にプレイオフの希望もなく、ドラモンド、モンローという7フィート近いいい選手はいるけど、他は大したことなく、第一クォーターでも結構、差をつける。しかし、この日はカリーが本調子ではなく、またターンオーバーが多いなどケアレスミスが多く、後半、逆転までさせられる。しかし、去年は弱かったベンチが今年は最強に近い。イグアダラ、スペイツ、バルボサなどベンチが二桁得点、さらにリビングストンの活躍もあり、横綱相撲のようなバスケを鑑賞することができた。最高得点はトンポソンの27点。また、ボーゲットの素晴らしいダンクや、カリーのバックハンド・パスなども観ることができ、試合のレベルはそれほど高くはなかったが、多いに楽しめた。
http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=400579252

ただし、オラクル・アリーナの食事は本当に高くなっている。ビールは12ドル、ナチョスは10ドルであった。まあ、これだけ楽しいバスケットボールを観ながらビールを飲むんだから高くてもしょうがないのかもしれないけど、12ドルといったら現在の円安だと1500円ぐらいになる。

今年はウォリアーズにとっては、特別な年になるかと思う。そのような特別な年に生で試合を見られたのはファンとしては嬉しい限りである。

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