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NBAの前代未聞のトレードを整理してみる [スポーツ]

2月23日のトレードの締め切りでのNBAの動きは凄まじいものがあった。NBA登録選手の9%という39人が移動という前代未聞のトレード・フィーバーである。トレードに関与したチームは17チームである。あまりにも多くの選手やドラフト権が移動したので、ここに整理したい。ちなみにドラフト権も多く、動いているが面倒くさいのと、私もよく理解できないので、それは割愛させていただく。

☆ビッグ・ネーム
・ ブランデン・ナイト(ミルウォーキー→フィニックス)
・ ゴーラン・ドラジック(フィニックス→マイアミ)
・ アイザイヤ・トーマス(フィニックス→ボストン)
・ マイケル・カーター・ウィリアムス(フィラデルフィア→ミルウォーキー)
・ アロン・アファーロ(デンバー→ポートランド)
・ レジー・ジャクソン(オクラホマ→デトロイト)
・ エネス・カウンター(ユタ→オクラホマ)
・ ケビン・ガーネット(ブルックリン→ミネソタ)
・ ジャヴァール・マックギー(デンバー→フィラデルフィア)
・ アンドレ・ミラー(ワシントン→サクラメント)

☆中堅プレイヤー
・ アランゾ・ジー(デンバー→ポートランド)
・ ケンドリック・パーキンス(ポートランド→ユタ)
・ D.J.オーガスティン(デトロイト→オクラホマ)
・ カイル・シングラー(デトロイト→オクラホマ)
・ テイション・プリンス(ボストン→デトロイト)
・ サデウス・ヤング(ミネソタ→ブルックリン)
・ ウィル・バートン(ポートランド→デンバー)
・ トーマス・ロビンソン(ポートランド→デンバー)
・ ヴィクター・クレーバー(ポートランド→デンバー)
・ パブロ・プリジオニ(ニューヨーク→ヒューストン)
・ K.J. マクダニエル(フィラデルフィア→ヒューストン)
・ ノリス・コール(マイアミ→ニューオリンズ)
・ ダニー・グレンジャー(マイアミ→フィニックス)
・ ショーン・ウィリアムス(マイアミ→ニューオリンズ)
・ ジャスティン・ハミルトン(マイアミ→ニューオリンズ)
・ マイルス・プラムリー(フィニックス→ミルウォーキー)
・ タイラー・エニス(フィニックス→ミルウォーキー)
・ ジョーン・サーモン(ニューオリンズ→フィニックス)
・ スティーブ・ノバック(ユタ→オクラホマ)
・ アイゼイヤ・カナン(ヒューストン→フィラデルフィア)
・ ケンドル・マーシャル(ミルウォーキー→フィニックス)
・ ラモン・セッション(サクラメント→ワシントン)

☆私がよく知らないプレイヤー
・ ジョナス・ジェレコ(デトロイト→ボストン)
・ ジジ・ダトーメ(デトロイト→ボストン)
・ マーカス・ソーントン(ボストン→フィニックス)
・ アレクシー・シュヴェード(ヒューストン→ニューヨーク)
・ ゾーラン・ドラジック(フィニックス→マイアミ)
・ グラント・ジェレット(オクラホマ→ユタ)
・ イッシュ・スミス(オクラホマ→フィラデルフィア)
・ センク・アキョル(フィラデルフィア→デンバー)

ブリーチャー・レポートとヤフー・スポーツのトレードのチーム別成績評価は下記の通りである。前者がブリーチャー・リポートで、後者がヤフー・スポーツである。
・ ボストン(A)(A+)
・ ブルックリン(A−)(D)
・ デンバー(A)(B−)
・ デトロイト(A−)(B+)
・ ヒューストン(B+)(A)
・ マイアミ(A+)(B+)
・ ミルウォーキー(C)(B−)
・ ミネソタ(B)(A+)
・ ニューオリンズ(B)(B)
・ ニューヨーク(A)(B)
・ オクラホマ(A+)(A+)
・ ポートランド(A+)(A)
・ フィラデルフィア(A−)(評価不能E)
・ フィニックス(A−)(C−)
・ サクラメント(B+)(A)
・ ユタ(B)(C)
・ ワシントン(B+)(B)

ブルックリンとフィニックスとの評価が大きく異なるが、それ以外はほぼ同じである。このトレードはあまりにも行き交いが多すぎて、何が何だかよく分からないが、ドラジックを獲得したマイアミ、そしてオクラホマ、さらにポートランドは大きく勝ち組であったと言えるであろう。一方で、ゴールデンステートやメンフィス、アトランタ、シカゴ、サンアントニオ、ロスアンジェルス・クリッパーズといった強豪は一切、トレードをしなかった。NBAのドアマットと言われていたゴールデンステートが、このようなトレード台風に関与しないで距離を置いている余裕があるなんて、10年前では信じられないことであった。対岸の火事という感じだ。ファンとしては嬉しい限りである。

タグ:トレード NBA
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