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観光客で溢れかえったイグアスの滝を訪れる [地球探訪記]

 イグアスの滝を訪れる。これで4回目だ。最初に訪れたのはおそらく1999年頃か。仕事でシウダ・デ・エスタまで行き、ついでに寄ったのである。さっと見てさっと帰った。その次は2012年。そして2013年。そして今年である。4回すべてブラジル側というワンパターンである。
 さて、しかし今回はカーナバルの休日の日曜日、しかも前日は雨であったこともあってか、イグアスを見に来た観光客の多くがイグアスの滝に集中してきたからだろうか。大変の混み具合であった。そもそも、クリチバからは夜行バスで移動。フォス・ド・イグアスの長距離バス・ターミナルに着いたのは8:15頃であった。そこから市内バスに乗り換えて、都心のターミナルまで30分。ここまでは問題なし。しかし、都心のターミナルからイグアス国立公園の入り口まで、本来なら15分ぐらいで行けるところに1時間30分ほどかかった。これは、イグアス公園まで行く道路が観光客で大渋滞をしていたためである。バス内も通勤電車並みの混み具合。一つ前の停留所で降りて歩いた方がずっと早かった。この混雑は、イグアス国立公園の入り口まで続く。そもそもチケットを購入するのに長蛇の列。チケットを買った後も、これまた長蛇の列。この長蛇の列は、入り口から滝までのバスの容量が圧倒的に少ないためである。バスの待ち行列が、入り口の行列をつくっている。我々は、この日の17時の飛行機で戻るため、最初は余裕があると踏んでいたが、あまりの混み具合に心配し始める。結局、イグアス国立公園の入り口の長蛇の列をくぐり抜けるのに1時間30分。国立公園の入り口を通った時は12時を過ぎていた。
 滝壺までボートで行くサファリ・ツアーを予約してしまったので、急いでこのサファリ・ツアーへと向かう。幸い、サファリ・ツアーは行列が出来ていなかった。サファリ・ツアーでは滝の真下まで行く。ずぶ濡れになる。特に、今回は雨の降った直後というので、4回来た中では最も水量が多く、怖いぐらいの迫力である。
 さて、しかしこのサファリ・ツアーから戻ると、もう14時30分を回ってしまった。超急ぎでバスでイグアスの滝の悪魔ののど笛のところへと向かう。さて、ここも大混雑。特にエレベーターの混雑ぶりはひどい。どうにか下まで降りるが、とても、先端まではいけないので途中ではしょり、記念撮影だけをどうにかする。帰りはエレベーターを避け、遠回りではあるが歩いて上まで行く。入り口へと戻るバス停でも長蛇の列。これは万事休すかと思ったが、入り口ではすぐにタクシーを拾うことができ、空港への道がガラガラだったので無事、時間前に着くことができた。ハラハラのイグアスの滝への訪問となったが、やはりブラジルは余裕をもって行動しないといけないなということを痛切に知る。
 
アーバン・ダイアリー.jpg
(とりあえず記念撮影)

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